カテゴリー「機動戦士ガンダム00」の27件の記事

2008年3月29日 (土曜日)

機動戦士ガンダム00 Mission-25 「刹那」

 第1シーズンの最終回です。
 刹那と、「世界統一」の野望を抱くアレハンドロ・コーナーの一騎打ち。「世界の歪みの元凶はお前だ!」と刹那は言ったけど、うーん、そうなんですかねぇ?少なくとも「元凶」というのは、ちょっとばかり買被りすぎです。コーナーって人も結局「道化」だったわけでしょ?黒幕は常に傍らにいた、リボーンズっていう人。第2シーズンでは世界を影から操る、みたいな設定になっているようですけど。
 モビル・アーマー倒したと思ったら、突如現れた太陽炉搭載したフラッグ。もう出てこないかと思ったら…、「この気持ち、まさしく愛だ!」だとかなんだとか相変わらず面白いセリフで(笑)。刹那も面喰らってましたよ。えーっと、名前忘れました。巷では人気高いんですかね。この人が出てくるのは無理やりだなぁ(笑)
 そういえば、アレルヤ(ハレルヤ)とソーマ・ピーリスが同じ「超兵」同士だというのは既に周知のことでありますが、実は顔見知りだった、というのも取ってつけたような展開。ここで、それを出すのかよ!まぁ、第2シーズンでちゃんとそのあたりの事情、やってくれるんでしょう。
 最終回なのに別の意味で面白すぎて、マリナ・イスマイールが刹那のメッセージを読むシーンでは泣けなかったじゃありませんか。終盤では話の力点がソレスタルビーイングそのものに移ってしまったので、まったく登場しなくなってしまったマリナ・イスマイールの第2シーズンでの活躍を期待したいです。
 4年後の世界がチラッと出てました。
 あれれ?世界が統一されちゃってるよ。「地球連邦」なる組織に世界が統合され、世界唯一の軍隊が創設されているらしいです。4年程度でそんなことできちゃうわけ?話をこじつけすぎ(大笑)。
 そんじゃ、また、第2シーズンで。

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2008年3月22日 (土曜日)

機動戦士ガンダム00 Mission-24 「終わりなき詩」

 戦いの前にこれまで明かさなかった自分の過去をクルーが互いに話し合ったりしているから、プトレマイオスもいよいよダメですかねー、などと思っていたら、国連軍の猛攻に堪らず撃沈。スメラギさん、おやっさん、フェルトはGNアームズに乗り込んでいて無事。シエラと操舵士のにいちゃん、死亡。

 戦争やってんだから戦死者でるのは当たり前ですけど、きっと生きているはずのロックオンとフェルトを再会させるためには、シエラの方をお亡くなりになっていただくってことにしたのだと勘ぐってみたり。

 ガンダムマイスターだけど、「ヴァーチェ」の外装をとっぱらった「ナドレ」で出撃したティエリアは前回のロックオンと同じく「Missing In Action」?
 アレルヤも刹那も次回の第1期最終回で「Missing In Action」だな、こりゃ。

 国連軍の新兵器、「グラブロ」それとも「ビグロ」?(笑)。これに足つけたら「ビグ・ザム」だなぁ、と苦笑い。
 次回はきっと刹那に一刀両断されるんだろうけど。
 
 戦争根絶宣言して戦争仕掛けたソレスタルビーイングの計画は、「世界統一」の野望を抱く監視者の造反であえなく挫折。しかし、第2期では再びソレスタルビーイング復活して、世界統一を果たしたアレハンドロ・コーナーを倒すために立ち上がるのです!あれ?主旨違ってます?

 

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2008年3月15日 (土曜日)

機動戦士ガンダム00 Mission-23 「世界を止めて」

 ガンダムの機動性能が格段にアップする「トランザムシステム」。システム起動時間が限られている「両刃の剣」とな。新型ガンダム(例えばエクシアマークⅡ)とか出さないでシステムのパワーアップというのはどうも面白みがない。新型といっても、そろそろ第1期が終わるのにこれ以上ガンダムが出てきても、ねぇ?苦戦すると途端にハイパーパワーを発揮するガンダムが、なんだか見ていて可笑しい。
 相手方も疑似GNドライブを手に入れてから旗色が悪くなってきたソレスタルビーイング。負傷していたロックオンも、仇敵サーチェスに一矢報いようと体張った結果、宇宙に消えちゃいました。死んだ?死んでいないでしょう。第2期になったらきっと復活すると踏んでいます。
 最終回に向けて激戦になりそうな様相ですから、他のガンダムマイスターも「行方不明」になるのではないでしょうか。で第2期は3年後の世界、とか。そして「ソレスタルビーイング」再来!で第2期は幕を開ける。第2期は秋ですかねー。

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2008年3月 8日 (土曜日)

機動戦士ガンダム00 Mission-22「トランザム」

 イオリア・シュヘンベルグは月でコールドスリープ中。世界が(人間が)変わったときまで眠りについていた、とな。

 ソレスタルビーイングの創設者にはどんな謎があるのだろうと期待していましたが、冷凍睡眠で眠っていた、あるいは目覚めるかどうか保証のない技術で眠っているけど、本当に死んでいる状態かもしれない状態。それだけです。実はイオリア・シュヘンベルグは生きていた!なんてことになったらちょっとは面白かったかもしれないのに。クローン技術で複製を繰り返しながら200年間連綿と生き続けていた、とか。

 シュヘンベルグの意思ともいえるヴェーダが乗っ取られた今、200年越しのソレスタルビーイングの計画も成就することなく終わるのかと思いきや、実は隠し玉あり。

 予備システムというのでしょうか、こういう事態になることをも見越してあらかじめプログラムされていた「トランザム」システムが起動した、とな。

 窮地に陥った「未来のイオリア・シュヘンベルグの意志を継ぐもの」たちのために準備していたシステムということですかな。戦争根絶を実現するために、世界が人類が変わるために、「ガンダムとともに」もう一度再起するチャンスが与えられた次第。
 まだ性懲りもなく武力による戦争根絶という愚挙を積み重ねるというのか彼らは(汗)ビームライフルぶっぱなしてビームサーベルでばっさりやってそういう殺傷能力がある限り、人を殺さないから兵器ではないとは言い切れないわけで、結局のところ「ガンダム」は兵器なんですよ。だからアリー・アル・サーチェスがガンダムを戦争のためにある兵器云々といったのはホントウ。「戦争根絶のための兵器」ってやっぱり変でしょ?

 トリニティ兄弟、末の妹を残して二人の兄貴は殺されてしまいました。彼らのストーリー上の役割は、アレハンドロ・コーナーの「世界統一」のために、創設された国連軍の標的になるいわば生贄ということですか。曰くありげに大々的に登場してきたのに、とどのつまりはこれか。
 今までのやり方が生ぬるいから戦争根絶の武力介入行為を先鋭化させて、世界をさらに混乱に陥れる、という筋書きはなくてもよかった、トリニティは登場しなくてもよかったんじゃないかと思う次第。世界の悪意は刹那たちだけに向けられていればよかったんですよ。その方がストーリーがすっきりしっくり来ます。

 「コードギアスR2」が楽しみだなぁ。

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2008年3月 2日 (日曜日)

機動戦士ガンダム00 Mission-21「滅びの道」

 200年に及ぶソレスタルビーイングの計画は、「世界統一」を目論む「監視者」によって瓦解する?!
 あれまー、「戦争根絶」というメインテーマはどこいった?な展開になりつつありますなぁ…。こりゃ、単なる陰謀ゲームですよ。「世界統一」というセリフを聞いたときには、思わず苦笑いしちまいました。「ガンダム」にはあまりにも似つかわしくない言葉であります。
 こんなトンデモない奴とその協力者がソレスタルビーイングの中枢「ヴェーダ」をハッキングして情報をリークしてしまったので、プトレマイオスのガンダムたちやトリニティ兄弟は疑似太陽炉を搭載したガンダムもどきに襲撃されて窮地に立たされた、とな。いままでアホみたいに強すぎたせいで、なんだかちっとも面白くなかったモビルスーツアクションも少しは面白くなるか。
 とはいえ、この「あんまり」な展開に面白さも半減だ。
 トリニティ兄弟に命令を出していた人、殺されちゃったみたいですけど、そもそも、トリニティ兄弟はどういう役割を担っている人たちなんでしょうかねぇ。そこんところ、よくわかりません。
 マリナ・イスマイールが出てきたと思ったら、刹那の夢かよ。夢の中で「もう戦わなくてもいい」と彼女に言わしめたのは、刹那の中に迷いがあるからなんでしょうねぇ。「戦争根絶」じゃなくて、「世界統一」の野望を打ち砕くことになってしまったら彼のやる気がますますなくなってしまわないかと少し心配です。
 ちょっとちょっと、これじゃ「ガンダムW」の方がまだマシだったよ。

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2008年2月24日 (日曜日)

機動戦士ガンダム00 Mission-20「変革の刃」

 ソレスタルビーイングからGNドライブの情報が流出し、「ガンダムもどき」がわんさか出てきた。
 3大陣営は「ガンダム打倒」の旗の下に軍事同盟を結んで結集。共通の敵を打倒するために世界が一つになる、とな。戦争根絶宣言で武力介入を続けてきたソレスタルビーイングの計画のひとつの段階はクリアされた、ということだそうで。
 世界が一つに、ねぇ。たまたま3大陣営の利害の一致を見せたのみでしょう。状況がそうさせたのみで世界は何ら変わっていない(変わらない)と思うのでありますが。
 一方で、世界が変わろうとしているという期待でわくわくうずうずしている美少女セレブもおる。今の世界が嫌だから世界を変えるなどと。またそんな独り善がりな。
 月になにやら怪しげな施設があったりして、ソレスタルビーイングの“真の目的”が小出しにちょくちょく示唆されつつあります。イオリア・シュヘンベルグがコールドスリープから目覚めてそろそろ出てくるか。
 ソレスタルビーイングの“真の目的”って何なんでしょうかね。「戦争根絶」を隠れ蓑にした、きっとロクでもないことではないかと思っている次第。
 沙慈の姉ちゃん、「始末」されてしまいました。道半ばで。姉ちゃんへの情報提供者が殺されたことで、姉ちゃんもそのうち殺されてしまうのではないかと大方の視聴者は予想していたことでしょう。それにしても、酷い脚本だ。
 マリナ・イスマイール、冒頭にちょこっとだけ登場。ここ数回は蚊帳の外。全世界が「ガンダム打倒」「ソレスタルビーイング壊滅」のため攻勢をしかけてくるなかで、ガンダムマイスターたちもきっと窮地に陥るんでしょうねぇ。そのとき、ヒロイン、マリナ・イスマイールが出てくるわけ。うーむ、これも酷い脚本だ。

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2008年2月 9日 (土曜日)

機動戦士ガンダム00 Mission-18「悪意の矛先」

 トリニティ兄妹の常軌を逸した「介入行動」に、ソレスタルビーイングの面々は色をなす。彼ら、軍事関連の施設を手当たり次第にぶっ壊していき、民間人だろうとなんだろうとそこにいればお構いなし。

 さすがにオレたちもそこまでやらなかったぞ、といった風情だが、あんたらも多かれ少なかれ、直接的によせ間接的にせよ、民間人巻き込んでいたりするじゃない?程度の差こそあれ同類ですよ、トリニティ兄妹と。しかしトリニティたちがソレスタルビーイングに属しているのかどうか実は定かでないのですが。

 トリニティたちに指令を出しているのが「ラグナ」というものらしい。「ヴェーダ」と似たような量子演算装置か、あるいは別モノか。

 ティエリアが「ヴェーダ」にアクセスしていたら、一部改ざんされている部分が見つかったとな。ガンダム・スローネのGNドライブが、エクシアのそれがほとんど無限のエネルギーを生み出すのに対して、有限だという事実からして、ソレスタルビーイングの極秘技術を一部拝借して製造されたかもしれない。ということは、「ヴェーダ」がハッキングされた可能性もあり、ソレスタルビーイングの組織の中に裏切り者がいる、という確信を抱くに至った、スメラギ以下プトレマイオス・クルー。裏切り者は誰か?“監視者”にいっつもくっついている人でないの?素性も得体も知れない人ですよね、あの人。声はアムロ・レイなんだけど。

 「ゴメン。(指輪を)もう、はめられないんだ...」これが一番衝撃的だったのではあるが、沙慈もルイスもここんところストーリーにはほとんど絡んでこなかったのに、いきなり「戦争根絶」のドサクサの被害者にさせられてしまったこの展開はどうなんでしょうかねぇ。勿論そもそもが作り物なんだけど、ここんところは特に作為的な匂いがプンプンするんですわな、これが。持て余していたキャラクターをちょっと使ってみた、みたいな。

 一連のトリニティたちの行為にブチキレた刹那は単機でガンダム・スローネ2機に挑む、というところで次回へ。

 4月にいったん区切りがつく今回のガンダム、巷ではそこそこ視聴率とっているみたいだが、正直、面白いとは言い難いですなぁ。
 「UC」の方をテレビシリーズ化した方が断然いいっすよ。

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2008年2月 2日 (土曜日)

機動戦士ガンダム00 Mission-17「スローネ強襲」

 ソレスタルビーイングの創設者、イオリア・シュヘンベルグの真の目的は「戦争根絶」にはない、とユニオンのモビルスーツ技術責任者、レイフ・エイフマン教授が気づいたとき、「お前は知りすぎた」とのメッセージとともに新たなガンダムマイスター、トリニティ兄弟に抹殺される、とな。

 「200年前の木星探査計画」がガンダムの開発となんらかの関連があり、イオリア・シュヘンベルグの真の目的を探るカギとなることが示唆されたが、まさか「木星帝国」ではあるまいな(笑)

 「戦争根絶」というスローガンを隠れ蓑にして何を為そうというのか、というのが最大の謎なんだけど、ということはだ、真の目的がどうあれ、刹那たちがやっていることの価値って何なんでしょうかねぇ。ガンダムマイスターたちの武力介入に翻弄する世界全体、人類全体も含めて、みぃ~んな「踊らされている」ってことっすか。

 「戦争根絶」という体裁のいいお題目唱えて武力で相手を黙らせようという安直な発想と世界の批判を省みることのないソレスタルビーイングの独善性はそもそも許せんが、それ以上に「監視者」という名の「傍観者気取り」の存在には反吐が出る気分だ。お前ら何様だよ。世界を陰から「見守って」、思惑どおりにいっているか「覗き見」している、無為にもかかわらず一定の影響力を持とうとする輩がいることが気に入らないですね。イオリア・シュヘンベルグという幽霊みたいな人間も同類。世界はお前らだけの意向で動いているんじゃねぇんだよ、って言いたいわけです、はい。

 ガンダムというのは大きなテーマとして「戦争」を描くアニメですが、ソレスタルビーイングの真の目的如何によっては、「ガンダム00」の方向性がちょっと異なっていくかもしれません。そんな気がします。

 にしても、トリニティ兄弟、「介入の仕方」がえげつない。そのインパクトで、ちょっとダレ気味のストーリー展開に変化が与えられたことは確かですが。

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2008年1月26日 (土曜日)

機動戦士ガンダム00 Mission-16「トリニティ」

 刹那たち先行組の危機に颯爽と登場したソレスタルビーイングのセカンドチーム。新型ガンダム「ガンダムスローネ」3機は同型機をカスタム化したものらしい。パイロットは三人兄妹。女の子のガンダムマイスターがいるぞ。

 刹那たちもセカンドチームの存在を知らんかったというが、ソレスタルビーイングはその構成員にさえ組織の全容を知らせないという徹底した秘密主義なんでしょうかね。

 後半はお約束の“総集編”。
 同じものをもう一度見せられると、なんかイライラするわ(笑)。

 先行組のミッションとか行動とかに対してネチネチあーだこーだとコメント付きだけど。刹那らガンダムマイスターたちの資質にやや疑問を呈し、先行組が寸分の狂いもなくミッションを遂行しておらず、世間の評価を気にかけすぎていることが、“監視者”とセカンドチームにはお気に召さないらしい。

 先行組に対する否定的ポジションに位置すると思われるセカンドチームが登場してきたことで、ちょっと一波乱ありそうな様相であります。

 新たなガンダム登場で、エクシアとかもスペックアップして“Mark-Ⅱ”なんかが出てきたりして。

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2008年1月12日 (土曜日)

機動戦士ガンダム00 Mission-14「決意の朝」

 う~む、今回はいつにも増してテンションが上がらないですな~。アザディスタン王国での悶着の件が盛り上がっちゃったんでね。まぁ、要するにマリナ・イスマイールをもっと出せってことですわ(笑)今回マリナさんは登場なしかと思ったら、「決意の朝」の未明に刹那、マリナさんとこにお出まし。「世界は何故歪んでいる」って唐突に言われても、姫さんも目パチクリですよ、あーた。「世界は何故歪んでいる」のでしょうかね。そりゃ刹那くん、人間がこの世に存在しているからでしょうが。
 タクラマカン砂漠の地下には核物質が埋められていて、それをどっかの組織がテロの標的対象にしているという情報をリークした3大勢力圏は、ソレスタルビーイングが武力介入してくると踏んで、この地域で人革連、AEU、ユニオンが合同軍事演習するふりをして、ガンダムを鹵獲しようというのが今度の計画の中身らしい。ガンダム鹵獲のために急に手を組むんですか。「ガンダム00」が「社会派」を狙っているにもしても、いささか無理のある展開じゃないでしょうかね。
 新オープニングテーマは、the brilliant greenの「Ash Like Snow」。前のよりもずっといいですね。
 そいでは、また来週。

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2008年1月 5日 (土曜日)

機動戦士ガンダム00 Mission-13 「聖者の帰還」

 前回にひきつづき、保守派宗教指導者拉致に端を発した内戦の危機とクーデタ、そして巻き起こるテロの嵐で揺れ動くアザディスタン王国から。

 ユニオンの軍事協力もあって、未だ内戦には突入していない段階だけれども、改革派と保守派の内紛は国民の血を流させ、事態が収拾する兆しはなく、マリナ・イスマイールは意気消沈。事態を打開するには、誘拐された宗教指導者を救出しなければならない、ということで。
 ソレスタルビーイングも、改革派と保守派のテロという形で局所的な衝突にとどまり、大きい内戦にまでは発展してはいない段階で武力介入するのは困難でございます。それに、この一連の事態は、何者かによって仕組まれた可能性もある(アリー・アル・サーシェスをはじめとるすPMCトラストの傭兵なんだけど)ので、ここは、保守派の領袖と目されている宗教指導者を救出することが最良の方法。そんでもって、改革派の象徴であるマリナ・イスマイールとこの宗教指導者の話し合いを実現させることで、事態を一端収拾させようというわけでございます。

 当事者同士がドンパチやっている段階では両者を引き離すために圧倒的な武力を以ってこれに介入するのでありますが、今回に関しては、介入ではなく両者の歩み寄りを仲立ちする形になった次第であります。武力に任せて双方を殲滅させる勢いだったのが、少々様相が違っていましたね。ちょっと意外な展開でしたよ。考えてみれば、以前から改革派と保守派がいつ衝突してもおかしくない状態であったとはいえ、その対立が激化したのは第三者の手が加わったからに他ならず、対立の構図は明確でもその裏には陰謀が隠されているから事態はそう単純なことではなかったわけですから。ガンダム・エクシアが救出した宗教指導者をマリナのもとへ送り届ける際に武器を一切持たずに丸腰で現われたというのは、介入ではなく仲介をするという意思表示をするためだったのですね。ユニオンのモビルスーツが待機している状況の中で、もしかして機体を奪われてしまうかもしれないリスクがあったにもかかわらず、です。勿論、仲介というポジションにある者には手を出せないだろうという目算もあったわけですが。このCBの介入(仲介)によって、マリナと宗教指導者との対話が実現し、とりあえずの危機は回避できたと。まぁ、状況次第ではこういうこと(武力介入ではなく歩み寄りの仲介)もできるのだ、と思いました。ガンダムも使い道次第ですかねぇ。最後に王留美が言っていました。「人は争いをやめることはできないが、歩み寄ることはできる」。武力による戦争の根絶を唱えるCBの思惑も実は王留美の言葉に隠されているのかもしれないと思いたくなりますが、さてどうでしょう。でもやっぱ、武力でもって相手を威嚇しつつ戦争根絶しようという手法はクレイジーでございますよ。

 CBに批判的だったにもかかわらずそのお陰で事態を収拾できたマリナは、胸を撫で下ろすどころか、自分の無力さを噛み締めることでしょう。しかしながら、マリナの信念は揺るがないと思いたいですね。「戦え、お前の信じる神のために」という刹那の言葉のとおり、マリナ自身が信じる道を行くのです。

 今回は、刹那とグラハム・エーカーの“ライバル”の生身での邂逅とか、刹那因縁の相手と再び、など、他にも見所満載で久し振りに面白く見れた回でした。

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2007年12月29日 (土曜日)

「00」が人気

◇コミケ73:29日開幕 「らき☆すた」「ガンダム00」が人気 話題の「初音ミク」も(まんたんウェブ):日本最大のマンガの祭典「コミックマーケット73」が29日、東京・有明の東京ビッグサイトで開幕する。31日まで。今回は、アニメ「らき☆すた」や「機動戦士ガンダム00(ダブルオー)」など今年の人気作に加え、バーチャルアイドルの歌声で曲が作れる音楽ソフト「初音ミク」の関連作品も話題になりそうだ。◇

 やはり「ガンダム00」は「人気作」になるのか。

 ビデオリサーチ社が調査した視聴率は5.7%(12月22日)だから、そこそこいい数字をとっているのかもしれない。
 しかし、管理人の思うところでは、1クール(序盤)を終了した時点での「00」の評価は50点。マリナ・イスマイールの登場機会が増えればポイントはもっとアップするかもしれない。というのは冗談。最新号のダムAを読んだが、また新たなガンダムが登場するだと~?「ガンダム」出しすぎ。プラモ戦略の一環だとしても、バリエーション出しすぎで、既に食傷気味だ。

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2007年12月23日 (日曜日)

機動戦士ガンダム00 Mission-12 「教義の果てに」

 太陽光発電を建設しようとする改革派と、異文化や外国人を嫌う保守派の対立が表面化していたアザディスタンで、保守派の宗教指導者が何ものかに拉致され、内戦勃発の危機。ソレスタルビーイングは、宗教指導者の身柄を保護し、アザディスタンが内戦に突入してしまうのを防ぐため、刹那とロックオンを現地に派遣する、とな。

 この宗教指導者マスードというのは、保守派の中では穏健な方だったみたいですね。マリナ・イスマイールも尊敬の念を持っていたようだし。彼女に敢えて反対の立場をとっていたのは、保守派の不満を受け止め暴発を抑制し、内戦への突入を防ぐ役割を担っていたといえましょう。
 ところが、この人を利用して国内の保守派の怒りを煽り、内戦を仕掛けようとしていた輩が出てきた次第でございます。
 そんでもってソレスタルビーイング武力介入の運びとなったわけで。

 これまでのところこっちで紛争があっちゃ介入し、あっちで戦争があれば介入しで、まさに八面六臂の活躍ではあるが、結局のところ、戦争根絶という目的に一歩でも近づいているかといえばまったくそんなこともなく、ほとんどイタチゴッコの様相を呈しているのでございます。ソレスタルビーイングの武力介入によって戦争が起りにくい世界(政治的、軍事的状況)に変わったでしょうかね?
 逆説的にそんなことは土台ムリだったという方向にもっていくんでしょうか。正気であれば、武力による戦争根絶なんてのをホントウに物語上で実現させようなんてことはしないだろうと思うのでございますが。

 最近は、ソレスタルビーイングの軍事技術の方に関心がある大国がちょっかい出してきていますし、任務遂行も難しくなってきているのではないでしょうか。

 前回までは人類革新連盟でしたが、今回はユニオンがガンダム捕獲に乗り出してきた次第でございます。

 あえて言わせてもらおう!グラハム・エーカー、だと!

 格好つけんなよ、もびるすーつバカが、でございます(笑)
 これは「ガンダム00」の中でも「名言」に値するでしょう。

 マリナ・イスマールは改革派の象徴的存在ではあっても、発言力はほとんどないと言っていいようです。状況に左右されることが多すぎて、そのたびに、「まさか」を連発。太陽光発電建設を誘致したことで保守派の怒りを買い挙句クーデタにまで発展し、恐れていたソレスタルビーイングの介入を許してしまったことに悲嘆に暮れる次第でございます。凡そソレスタルビーイングの存在に否定的だったマリナでありますから。己の力量不足が口惜しいのです。

 次回、「聖者の帰還」

 「刹那、ガンダムになる」
 
 ・・・・・・え?

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2007年12月16日 (日曜日)

機動戦士ガンダム00 Mission-11 「アレルヤ」

 過去の因縁を断ち切るために、人革連「超人機関」の超兵研究施設があるステーションへの「武力介入」を自ら提案したアレルヤ・ハプティズム。
 実験体にされている「同類」の仲間達を助けようという気持ちがちょっとあったのに、狂暴なもう一人の人格「ハレルヤ」に促されて、爆撃。ありゃー、なんだか、今までの「武力介入」で一番ひどくないですかね。

 人間の身体いじくりまわして兵器にしようなんていう研究をやっている連中が、そもそも鬼畜生ですが。

 前回の戦術予報が外れたことに、スメラギさんを責めるティエリア・アーデ。己のことは棚に上げて、他人を責めるか。お前にも責任があるだろう、と窘めるロックオン・ストラトスは年長者だけのことはある。

 マリナ・イスマイールはアザディスタンでの太陽光発電の建設にやっと着手できたが、反対派の妨害でうまいこと行かず。国内で紛争がつづくようなら、ソレスタルビーイングの武力介入が行われる懸念も。

 次回はアザディスタンが舞台。刹那とマリナの邂逅再び、ってことになりそうですかね。

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2007年12月15日 (土曜日)

新OP

◇ガンダム00:新オープニング曲はブリグリ ステッカー、カード付きで2月発売(まんたんウェブ):テレビアニメ「機動戦士ガンダム00(ダブルオー)」(毎週土曜日午後6時からMBS・TBS系で放送中)の08年1月からのオープニング曲に、人気バンド「ブリリアントグリーン」の新曲「Ash Like Snow」が起用されることが明らかになった。◇

 ほう。「the brilliant green」は最近めっきり名前を聞かなくなっていたが、活動再開していたんですか。
 今の盛り上がりに欠けるOPよりも、少しは聴けますかねぇ。

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2007年12月 8日 (土曜日)

機動戦士ガンダム00 Mission-10「ガンダム鹵獲作戦」

 先週からひきつづき、人革連の「超人部隊」のガンダム鹵獲作戦。かつて人革連で肉体強化され脳みそいじくられた経験をもつアレルヤ・ハプティズムは、同じく強化されたソーマ・ピーリスと“感応”して錯乱。
 人革連にキュリオスを捕獲されてしまうも、もう一つの人格が現われて暴走。 人殺すのが楽しくて仕方が無い<ハレルヤ>の相手方パイロットを殺す残酷なやり方にちょっとびっくりした。

 「ガンダムマイスターはなぜこうも不完全なの」と美少女セレブは呟いていたが、そりゃあーた、強化人間は完璧じゃないことは今までのガンダム観てりゃ瞭然ですよ。

 アレルヤの二重人格もさることながら、今回、一番話題になりそうなのは、ティエリア・アーデの乗機ヴァーチェでしょ。

 ヴァーチェも捕獲されそうになってヤバイっと思ったそのとき装甲をパージしたわけだが、一皮むけたらそこにはもう一つのガンダムが姿を現す!
 なんじゃこのガンダムは(笑)
 ガンダム「ナドレ」(?)というらしい。
 格好悪い。気持ち悪い。“相撲”ガンダムは個性的だとは思っていたが、ここまでやったらもうダサイと言うしかあるまい(笑)
 ヘンテコなガンダム出すんじゃないよー。

 “髪”(あれは多分関節のコード類なんでしょうね)をたなびかせる「ナドレ」は女性を連想させるものなのだが、もしかしてティエリア・アーデというのも実はオンナのコだったりして。一応設定では性別不明ということなんでその線はアリでしょう。「オレ」→「ボク」→「ワタシ」と一人称を自分で言い換えていたし。

 ガンダムもキャラクターもネジ一本脱落してませんかね。

 マリナさんは今回登場なし。 

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2007年12月 1日 (土曜日)

機動戦士ガンダム00 Mission-09「大国の威信」

 ソレスタルビーイングの紛争への武力介入開始から約4ヶ月が経過して、その回数は60回を超える。モラリアでの戦闘のような大規模戦闘はそれから起きておらず、世界中の紛争や武力衝突も、ソレスタルビーイング(CB)のガンダムによる圧倒的な戦闘力の前に、縮小傾向にある、とな。

 武力を背景にした抑止力の効果というとことでしょうか。武力による紛争の抑止というのは全くの欺瞞なのにねぇ。紛争を一時的に止めることはできても、紛争の本質的な部分を解決しない限りは、争いというのはなくならないのだよ。

 さて。ガンダム4機はメンテナンスを兼ねて、ガンダム輸送艦“プトレマイオス”に帰還。ガンダムマイスターも乗員も思い思いの時を過ごす。ロックオン・ストラトスの本名判明。アイルランドの出身。オペレーターのフェルトの亡くなった両親はCBの一員だったそうな。何故亡くなったのか不明。これもCBの守秘義務の所以。

 ユニオンやAEUは自国領域内での武力介入行為には反撃に出るつもりらしいが、人革連は積極的な行動に出る。GN粒子の放出によって通信遮断が起きる、という事実を逆手にとって網を張り、網に引っかかった輸送艦トレミーを追撃。その目的は、ガンダムの鹵獲。

 CBのスメラギと人革連のスミルノフ中佐の駆け引きが面白かったですねぇ。

 人革連の超人部隊、出撃。キュリオスのアレルヤ・ハプティズムが、またニュータイプ感応。次回、人格変わるか。この人、人革連の超人機関にでもいたんですかね。強化人間というのは概して情緒不安定なのです。

 アザディスタン王国は、国連(というのがまだあるという設定)からの太陽光発電システムの技術供与を受けられることになった、とな。マリナの不慣れな外交が功を奏したか。
 国連大使は、今までもちょくちょく登場していた、アレハンドロ・コーナー。財界のセレブとか、国連関係者とか、CBは、ほんとに「秘密組織」ですね。
 国連の分担金を払わない国がいるから国連も苦しい、とかいってたけど、それってあの国を念頭に置いて喋らせたってことですね。


次回予告:
 罠に嵌ったソレスタルビーイング。キュリオスはその中で覚醒を促される。ヴァーチェが隠された能力をさらけ出す。次回、「ガンダム鹵獲作戦」。天使の羽が宇宙を舞う。

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2007年11月24日 (土曜日)

機動戦士ガンダム00 Mission-08「無差別報復」

 ソレスタルビーイングに対して、武力介入中止と武装解除要求が突きつけられ、世界で無差別テロが行われる。あからさまに剥き出された敵意も、予測の範囲内だったらしく、ソレスタルビーイング(CB)側は、独自の情報網を駆使して、国際テロネットワークのアジトを叩くこととなる、とな。テロ組織に手を焼いている国家群(AEU)も今回ばかりは利害が一致しているから、とテロ組織の情報をリーク。テロ組織のアジトを特定したら、ガンダム一斉攻撃でこれを殲滅。ありゃー、容赦ないねぇ。ロックオン・ストラトスは過去にテロの被害に遭ったらしく、テロリストには情けはかけないと、ドンパチ、ドンパチ。
 んで、スコットランドでは刹那がテロ実行犯を追っている最中に、エネルギー支援要請のために渡英していたマリナ・イスマイールと出会う。刹那にとっての「運命の人」です。ですが、予想通り、平和的プロセス重視のマリナに対し、実力行使派の刹那の間で早速、認識のズレが露呈。それに最初から、ちょっとマズイ雰囲気に。
 マリナは刹那の姿格好から、彼を同郷の人間(アザディスタン)だと思ったが、実はクルジス共和国の出身で、しかも、6年前にアザディスタンによって壊滅させられたというから、なーんか気まずくなっちゃいました。
 アザディスタン国内の政情不安を安定化させるために、国内のエネルギー事情を改善しようと外交に携わっているマリナ自身の話から、CBへ話が及ぶと、マリナは彼らは狂信者の集団だといい、武力で戦争を終わらせようというあまりに一方的かつ独善的行動を批判する。対して刹那は、クルジスを壊滅させたのはアザディスタンだと反論の口火を切って、話し合いもせず平和的解決も模索しないのはおかしい、というマリナに、話し合いをしているうちに人は戦争で死んでいく、とトドメを刺す。人が殺されたり殺したりするのが日常茶飯事のところにいた刹那が言うから、みんなバタバタ死んでいくのに悠長に話し合いなんかしていられるか、というのもわからない話ではないですな。しかし、やっぱり戦争の当事者のどちらかを攻撃すれば人が死ぬわけで、それが戦争をやめさせるためには仕方のないことだとするのならば、それはあまりにも物事を割り切りすぎです。切迫した状況ではマリナの平和的解決というのは説得力が小さいのかもしれませんが、皆で辛抱強く、暴力によらない解決方法や“戦争をしない”状態を模索していくことの方が、倫理的な優越性ははるかに大きいのです。要するに手出しちゃいけないんですよ。
 んま、込み入った話は置いておくとして、あまりにも刹那の言動が殺伐としている様子を見て、少年兵として戦っていたのか、と恐る恐る問うたら、今でも戦っている、と刹那が紛らわしい返答をするから、てっきりマリナは自国の保守派が暗殺者を差し向けたのかと勘違い。刹那の出身国を思い違いしたり、今回はズレまくりです、マリナさん。そしてたら、刹那、自分のコードネーム「刹那・F・セイエイ」を名乗って、ソレスタルビーイングのガンダムマイスターだと素性バラしちゃうし。マリナさん、これでまたびっくり。刹那は自分のことを外に晒し過ぎだーねー。このまま内紛がつづいているようならアザディスタンにもいずれ介入しちゃうよーん、と刹那捨てゼリフ残してバイバイ。さらに、フィンランドに向かうマリナが搭乗する飛行機にガンダム・エクシアで近接飛行。まるで自らの存在を見せ付けるかのようでしね。うーん、かなりインパクトのある出会いだった。

次回予告:
 ソレスタル・ビーイングはやり過ぎた。圧倒的物量で行われる殲滅作戦。そこに隠された真の目的とは。次回、「大国の威信」。万能などありえない。

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2007年11月17日 (土曜日)

機動戦士ガンダム00 Mission-7「報われぬ魂」

 モラリア軍・PMCトラスト(民間軍事企業)とAEU軍が今回のソレスタルビーイングのミッションの標的。たった4機のガンダムで、わずかな時間でモラリア軍に無条件降伏させた、とな。GNドライヴとかGN粒子とか、他の追随を許さない高い技術力の結晶たるガンダムの性能もあるのでしょうが、戦況を予測する“ヴェーダ”とスメラギの“予報”っちゅうのは恐ろしいくらいに的中するもんなんですな。ソレスタルビーイングの“頭脳”というのは、これ、かなりのモンみたいですよ。刻々と変化する状況に対応できるように、ミッションプランも幾つが用意しているみたいです。いったいどういう予測の組み立てをするんだか。彼女らのロジックに少しはあやかりたいものです。加えて、刹那の想定外の逸脱行為といった不確定要素に対応できるだけの、高度な判断力。戦術予報士スメラギ・李・ノリエガがいなかったらソレスタルビーイングは立ち行かないだろうなー。そのスメラギさんだけど、いつもは今回もミッション完了、と一仕事終えましたー、って感じなんだが、今回の戦闘に限っては犠牲者のことまで考えちゃって、意外に割り切っていなかったのね、というのが露呈したわけ。まぁ少しでもコモン・センスある人は、戦争の根絶という主張自体は間違っていないんだけど、そのためにドンパチやらかして挙句人命が失われていくっていうのは間違っていやしないか?と思うわけで、スメラギさんもそういう良識を持ち合わせている人のうちの一人なのかもしれんなーと思った次第。顔色一つ変えずに計画通りに事を進めようとするティエリア・アーデの方が余程オカシイな、ありゃ。冷徹とかじゃなくて、そもそもオカシイさ。
 ところで、刹那は戦闘中に昔のお知り合いと遭遇したわけで。自分の親(か?)を殺させて少年兵に仕立て上げるって、ひでぇ奴だな、アリー・アル・サーシェス。過去のいや~な記憶が呼び覚まされて、いつもの冷静さを欠いて、刹那、コクピットから出て生身さらしちゃいましたよ。おめー、オレ達の正体バレたらどうすんだよ、と後で他のガンダムマイスターにどやされましたけど。余計なことを一切しゃべらない刹那だが、少年兵として殺し合いやらされていたから、心ん中は結構殺伐としているんだろうねぇ。んでもって、戦争根絶だなんだとガンダムマイスターとしてまだドンパチやっているわけでしょ。刹那がソレスタルビーイングの理念をどこまで自己の行動原理としているのか知らんが、今の刹那にとっては「戦う」ことだけだ生きている証みたいな様子が窺えるんだよな。あんたの人生それだけかよ、ってちょっと哀れに思う。ま、でも、そうはならんように、「運命の人」マリナ・イスマイールと次回、出会うんだけどね。
 マリナ・イスマイール、今回は1シーンだけ登場ですた。
 いつもはソレスタルビーイングが攻撃する立場だったけど、世界の各地で同時テロを実行して、ソレスタルビーイングに武装解除を要求する、というあからさまに敵意を向けられてきました。どこのアホですかね、無差別テロやるような組織は。どっかの国が糸引いているんでしょうか。

次回予告:
 罪なき者が死んでいく。それも計画の一部というなら、ガンダムに科せられた罪のなんと大きなことか。次回「無差別報復」。刹那、運命の人で出会う。

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2007年11月11日 (日曜日)

機動戦士ガンダム00 Mission-6「セブンソード」

 感想文です。
 
 ぼくは、きのう、「機動戦士ガンダムだぶるおー」の第6話「セブンソード」をみました。ともだちとお酒をいっぱい飲んで、ちょっと酔っぱらって、夜も更けていてとてもねむかったので、意識がもうろうとしていましたが、最後までみました。
 今回のソレスタルビーイングのミッションは、小国でありながら軍需大国でもあるモラリアという国で行われるAEUとモラリアの合同軍事演習を狙う、ということでした。モラリアという国は、世界に軍事技術や傭兵などの「戦争」を輸出している、とっても悪い国です。でも、戦争をビジネスとすることで、モラリアの経済は支えられています。モラリアがダメになってしまうと失業する人もたくさんでると思います。職を失って困ってしまう人たちがたくさん出るから、ソレスタルビーイングは悪者ですか?戦争をビジネスにすることは間違っている、という倫理観を持つ人たちにとっては歓迎すべきことならば、ソレスタルビーイングは称賛されるべきです。でも、そもそも、武力をもってものごとの解決をはかるのは間違っていると思います。
 ソレスタルビーイングの戦術予報士スメラギさんは、ユニオンの技術顧問ビリー・カタギリさんと知り合いでした。大学で一緒に学んだ間柄でした。「あのときのこと」ってどんなことだったのだろうと思いました。
 マリナ・イスマイールさんは、太陽光エネルギー開発のための技術支援をフランス外務省を訪れて陳情していました。でも、フランスの反応は今一つでした。政情が安定せず、困窮しているアザディスタンの現状は同情するが、政情不安を抱える同国では、技術者の安全は保証されないし、それ以前にAEUの軌道エレベーターが未完成の状況では技術者を同国に派遣する余裕はない、とのことでした。ほとんど見向きもされず、世界から置き去りにされつつある国を背負うのも大変なことだと思いました。自国でのテロを一掃すれば、アザディスタンは安定するのでしょうか。でも、なぜアザディスタンでテロが横行しているのでしょうか。(そのあたりの説明はあったでしょうか?)それはそれとして、戦争行為によって世界を変えてやろう、というソレスタルビーイングとソレスタルビーイグの行動原理そのものに否定的なマリナ・イスマイールが真っ向相対することになればとても面白い展開になるとぼくは思いました。
 マリナさんとの出会いが今後確定的な刹那くんですが、今回のミッションで、知っている人に遭遇しました。少年兵だった時分に、神のための戦いを吹聴していた人物です。モラリアの軍事企業PMCの傭兵だったようです。因縁の対決です。
 と、思ったらいいところでエンディングになってしまいました。


次回予告:
 義によって動くのが人間であるなら、利によって動くのもまた人間である。つかの間の勝利、その果てにある絶望。次回「報われぬ魂」。ガンダムの真価が問われる。

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2007年11月 3日 (土曜日)

機動戦士ガンダム00 Mission-5「限界離脱領域」

 沙慈・クロスロードとクリス・ハレヴィが人革連の軌道エレベーターを研修旅行で訪れる。楽しい研修旅行のはずが、テスト飛行中に暴走した人革連のモビルスーツによる攻撃で低軌道エレベーターの重力ブロックがパージされてしまい、あわや大気圏で燃え尽きそうになった、というちょっとしたパニック映画みたいな展開でした。

 人革連の新型モビルスーツに搭乗してテスト飛行していたのは、“超人機関”のソーマ・ピーリス少尉。
 体内に埋め込まれたナノマーシンやら何やら出てきたけど、要するに、ニュータイプ研究所の「強化人間」と同じようなもんですかい。
 んで、最初は順調だったけど、軌道エレベーターに上がっていたアレルヤ・ハプティズムといきなりピキーンッ。「な、なんだこの感覚は…(汗)」って、二人でニュータイプ感応しています(笑)

 アレルヤも頭痛がするだの何だの苦悶していたら、別人格が登場。え?何、多重人格者なんですか。大人しいアレルヤだったのに、表に出てきた別人格はどうもヤバそうな雰囲気です。宇宙を漂流した恐怖体験が別人格を生み出しちゃったんでしょうかね。

 ピーリス少尉、錯乱状態で撃ちまくり。強化人間なんて土台不安定なもんですから。

 パージされた重力ブロックの民間人救助のためにスミルノフ中佐、モビルスーツで加速度あげようとするんだけどパワー不足。で、我に返ったアレルヤは本来のミッションを放り出して人命救助のためキュリオスで現場急行だ。さらに重力ブロックの左右の区画を地上からデュナメスのライフルで狙撃して身軽にさせ、大気圏への落下を食い止めた、とな。

 想定外の行動をとったアレルヤに合わせるように、ミッションプランを変更して対応したスメラギさん。ソレスタルビーイングも冷血鉄面皮ばかりじゃないわけだが、ガンダムマイスターとしてはアレルヤは不適格だと言ってのける、ティエリア・アーデは不満そう。冷血鉄面皮ってこの人のこと。

 前回までがやや大局的な視点(テキトーかつ退屈な政治劇的視点)からだったのに対し、今回は「個の視点」で展開されていました。うんうん、こちらの方が余程面白いのぅ。

 冒頭のマリナ・イスマイールの“エネルギー確保世界行脚の旅”出発シーンは、ほとんど関係なかったぞ。
 次回もマリナ登場だ!

 で、ソレスタルビーイングの今回のミッションって何だったんだ?


次回予告:
 仕組まれた戦場だとしても、ソレスタルビーイングに沈黙は許されない。新装備を携えたガンダムがその存在を世界に明示する。次回、「セブンソード」。もう、戻れない。

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2007年10月28日 (日曜日)

機動戦士ガンダム00 Mission-04「対外折衝」

 ソレスタルビーイングを利用する国、それすら利用する国。

 太陽光エネルギー供給のための重要な地域にあたる南米にある国タリビアが、ユニオンからの脱退を宣言。それを認めないユニオンの中心国アメリカが派兵して、というのが今回のお話。

 双方とも、ソレスタルビーイング(CB)が介入してくると予測していた、とな。CBはタリビアの都市に配備されていたフラッグを攻撃。“戦争をほう助する国”としてタリビアを認定したからだそうだ。攻撃されたタリビアは即座にユニオンの大統領に電話で脱退撤回を引き換えに支援要請。ユニオン政府側もこれを了承。タリビア政府はアメリカの支援を受けることができ安泰、そんでもって反米感情は鎮静化。南米の他の地域もタリビアにならって露骨に反米感情をむき出しにすることはない、と。
 とんだ茶番劇を見せられてしまいましたね。この程度で反米感情が鎮静化ってナンだよ(笑)と突っ込みどころはあるわけで、今回のお話はかなりデフォルメが入っているのですが、実際こういう打算的な政治が行われているのも事実なわけで、まさに「政治とは彩り変わる万華鏡」てな感じですわ。
 
 アザディスタン王国の第一皇女マリナ・イスマイールは、化石燃料がもはや主要なエネルギーではなくなった世界において、凋落の一途を辿り政情不安に陥っている祖国を救うために、太陽光発電システムを所有している援助国を探そうとしている。しかし、軌道エレベーターの建設計画に参画していなかったサルディスタン王国はエネルギー供給権を保有せず、頼みの綱の石油輸出も制限されてしまって、無償で援助をしてくれる国はそう簡単には見つかりそうもない。化石燃料で豊かになり今や世界中の国の中でも強い発言力を持つ天然資源産出国の末路がこれですか。

 そんな状況の中で起きたのが、タリビアの一件。

 マリナは「戦争を戦争で解決するだなんて」、とCBの行動には凡そ懐疑的だ。援助国を探すという目下の課題において、CBを利用する、という選択肢はマリナの念頭にはなかったようなんですが、タリビアでの騒動とその背景を逐一解説するメガネのおねーさんが、今回一番得をしたのは誰かしら?と言うもんだから、ちょっと困った感じだった。暗にCBを上手く使ってみせろ、と言っているようなものだし。そういう損得勘定に長けて打算的な政治が似合いそうも無いと思うわけですよ、マリナは。しかし、テロが頻発するこの国の逼迫した情勢を鑑みると、ぐっとこらえて不本意な現実的(打算的)選択を強いられてしまいそうな気もいたします。この困難な状況を打破できるかどうか、マリナ・イスマイールの才覚が試されることにもなりそうであります。

 OP映像を観る限りでは、マリナと刹那は何らかの出会いがありそうです。
 とってつけたような適当な政治劇はいいから、マリナをもっと出してください。

 人革連もガンダムに興味津々。超人少女を出してきた。
 カスタムフラッグに乗ってエイカー中尉ご機嫌。
 
次回予告:
 「低軌道ステーションでの出会いが、アレルヤを過去へと誘う。急ぐキュリオス、命朽ち果てる前に。次回「限界離脱領域。抗えぬ重力がガンダムを蝕む」

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2007年10月20日 (土曜日)

“彼、メロメロなんですよ” 機動戦士ガンダム00 MISSION-03「変わる世界」

 ガンダムエクシアにメロメロなユニオンのエースパイロット、グラハム・エーカー。軍が創設した対ガンダム特殊部隊に転属になってウハウハ。今後もチョッカイ出してきそうです。今はまだ取り澄まして自信満々ですが、ボコボコにされ煮え湯を飲まされた挙句に、人格破綻して常軌を逸した行動に出る“破滅的キャラ”になると面白いかもしれない。
 そして人革連にも、ガンダムに興味津々の御仁が一人。セルゲイ・スミルノフ中佐。わざわざセイロン島まで来て現場視察。融通が利きそうもない、いかにも軍人って感じのおっさん。再び紛争介入してきたガンダムエクシアに真っ向勝負で頭だけ貰おうと思ったら、ビームサーベルでざっくり。やっぱ始末書書かされるんですか。

 前回、武力介入を行使して世界を驚かせたソレスタルビーイング(CB)につき、各国の諜報機関やら、報道機関やらがこの「謎の組織」について調べまくっているらしい。21世紀の後半の稀代の発明王・イオリア・シュヘンベルグに関係ありそうだとあたりをつけても、CBまではたどれない。セイロン島で使用された武器も、世界のどこで生産されたものとも違う独自開発のものらしく、役に立たず。
 各国政府にとっては、薄気味悪い組織です。

 それを尻目にガンダムが第3のミッションを開始。セイロン島の紛争への2度目の介入と、南アフリカの鉱物資源をめぐる内戦への介入、南アメリカの麻薬地帯への空爆。
 何度も言うけど、相手を叩きのめして屈服させるという愚劣な行為によって、たとえ戦闘行為が中断したとしても、それは戦争(あるいは戦争の根)を根絶することにはならないでしょ。各々の戦争の原因の根幹部分について、CBはどう考えているんでしょうかね。
 ちょっと今思ったんだが、もしかすると、CBは、個々の紛争の原因については一切問わないのかもしれないですね。とにかく、戦闘行為を中止させる、そんでもって当事者間の調停を促す、という方向にもっていく意図があるとも考えられます。みんな話し合いをしてね、もし話がまとまらなくて君達がまた戦争するようなことがあったら、ボクらが武力介入してお灸をすえてあげるから、とまぁこんな風に。もしそうだとすると、なんかゲロゲロだね~。結局、武力=暴力でみんなを威嚇させて恐怖させているわけでしょ。それこそ、新たな抑圧ですよ。

 で、CBの武力介入の効果が出始めてきた、と。
 北アイルランド紛争(プロテスタントとカトリックの間の宗教間対立)で、“リアルIRA”(なんだリアルって)が武力闘争凍結宣言を出した次第。自分たちもガンダムにやられちゃかなわん、というわけ。

 えー、んなアホなー。
 そんな都合よく世界が変わるんですか(苦笑)

 刹那・F・セイエイは日本に住んでいたことが判明。
 お隣は沙慈・クロスロード。
 戦争をニュースでしか見たことがない沙慈と戦争にどっぷり浸かっている刹那の絡みがありそうな。

 ところで、マリナ・イスマイールはいつ登場するんでしょうか。早くダセー。

次回予告:
 ソレスタルビーイングを利用する国。その国すら利用する国。陰謀渦巻く戦場にガンダムマイスターが赴く。次回、「対外折衝」。政治とは彩り変わる万華鏡。

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2007年10月13日 (土曜日)

“初めまして、だな、ガンダム!” 機動戦士ガンダム00 Mission-02「ガンダムマイスター」

 えー、機動戦士ガンダム00の2回目です。

 全世界に衝撃を与えた「全戦争行為への武力介入宣言」から程無くして、ソレスタルビーイングが人革連勢力圏内にある旧スリランカで断続的に続く民族紛争への介入を実行した次第。

 300年後の世界を舞台にしているのだから現実世界とは断絶していると考えよう、と前回は書きましたが、現在進行形で起きている紛争を結構ストレートに出してきましたね。
 知っている人は既に周知の事実なんですが、これ知ってとこ、ってことで注釈しておきます。スリランカは多数派のシンハラ人と少数派のタミール人との間で今でも紛争が絶えない地域でもあり、いったんはノルウェーの調停で反政府ゲリラ「タミール・イーラム解放のトラ」と政府軍は停戦していたのでありますが、反政府ゲリラによるテロは続いており、結局政府軍の攻撃が再び開始されて戦闘状態に入っている所、です。これくらいは知っておきましょうね。

 で、戦争の原因の如何にかかわらず、戦争行為には武力介入する、というソレスタルビーイング(CB)の実力行使が行われたわけですが、散発的に行われる戦闘に介入しただけで紛争が終わるはずもないんですよね。逆に双方を刺激するだけだ、という誰かさんのご意見は至極ごもっとも。新たな紛争の火種がここに巻かれたわけですよ。
 しかし、この「双方が刺激される」という反応こそがCBの武力介入の一つの狙いであるわけですな。「紛争が終わるまで何度でも介入する」とか「憎しみが私達(=CB)に向けられるまで」と言っていることから想像つきます。全世界の憎悪をその身に集約させることで、世界を一つにしようという算段ですか?本当に世界がそうなるんだったらいいのにね。でも、人間いろいろ損得とか有利不利とか考えるわけだから、じゃ、共通の敵に対峙するために一致団結しようや、とかそんな短絡的に物事は進まないのだ。CBが一人悪者になったくらいじゃ、世界から戦争は根絶されねーだろ。CBの行為が「物事を変えるために付き纏う痛み」だなんて嘯くんじゃねーよ。変革者気取りかよ、まったく。人間の意識改革みたいなものはちょっとやそっとのことじゃ起きないから、ちょっとどでかいインパクトがあった方がいいのかもしれない。とはいえ、荒療治する際の痛みは誰が引き受けるのかといえば、CBじゃないからね。
 暴力の最たる戦争というのは政治の破綻以外の何者でもない、という某政治哲学者の言を受け売りしちゃうけど、戦争を起こさせないように公的な場を構築して政治が行われるようにすることこそ戦争根絶への本来の歩みでありろうと思うわけで、例えCBがそのような世界を再構築するために破壊的な行為に及ぶのだとしても、その先の世界を見てみたいとは思いません。
 早いところ、この愚劣な行為を止めてくれる人、出てきませんかねぇ。
 んなわけで、この作品のメインテーマにはどうにも懐疑的なのでした。
 あれこれ理屈をこねるのは「ガンダム」の常ですが、この「00」もいい年こいた大人が噛みつきやすいテーマですね、まったく。

 「武力介