育英都市・アタラクシアの地下で、ジョミーはテラズ・ナンバー5と対決。そして、キースは放棄された教育ステーションE-1077で自らの出生の秘密を知る。という内容でした。
E-1077でキースが見たのは、培養管の中に漂う自分自身と、フィシス。キースとフィシスは、ヒトの受精卵からではなく、DNAの塩基配列の組み立てから作られたものだった。培養液の中にいるのは、すべてサンプルであり、失敗作は廃棄された、と。キースは唯一の成功体であり、彼が今まで経験したことは、すべてマザー・イライザの成長プログラムの一貫だったということらしいですね。
この話は、原作ではシロエを殺害する前に知ることとなっていました。随分ひっぱりました。いつキースが自分の出生の秘密を知ることになるのかと思っていましたが、国家元首の道を歩む前に一つの区切りをつけるこの時点で持って来ましたか。出生の事実を知ってもほとんど動揺しません、キースは。これもマザー・イライザの成長プログラムの一貫?とか思ったら、キースは教育ステーションを自ら破壊。ちょっと気骨があるのかと思ったが、その行為も「グランド・マザー」の意向だったらしい。キース、理想的なグランド・マザーの子供になっています。
ところで、フィシスもキースと同じ出自なわけですが、彼女の眼が見えないのは、失敗作だったからんですね。処分されようとしたフィシスをブルーは救ったのでありました。フィシスのミュウとしての能力も、ブルーが与えたものだったそうで。そういうことが出来るのはブルーだけ。ミュウの因子というのは内的なものが一般的なのに、人間に予知能力を与えることができるなんて、ブルーはやっぱりスペシャルだったってことですか。
地球の座標をテラズ・ナンバー5にプロテクトされて引き出せないため、ジョミーがテラズ・ナンバー5を直接破壊しにいくことに。ドリームランドの地下コースターの深部にテラズ・ナンバー5のメインコンピュータが設置されていたらしい。随分、分かりやすいところに…。
ジョミーにとっては、その後の人生を決定付けられた場所であり、始まりの場所でもあるところ。始まりに戻って因縁の場所でテラズ・ナンバー5を破壊し、ジョミーにとっても一つの区切りがついたことになります。にしても、テラズ・ナンバー5をあっさりやっつけてしまいました。
地球の座標の情報を得たジョミーたちは、地球への一歩を踏み出すことになるのでありました。この先がまた長い道のりになるかと。
スウェナのはからいでジョミーは両親とも会えるところだったのでありますが、ついに会えませんでした。スウェナの娘の養父母がジョミーのかつての育ての親であることは、はっきりとは伝えていない様子なのでありますが、感づいていたみたいです、ジョミーは。あえて両親と会うことを避けたような印象ですな。
次回、「決戦前夜」
既に妥協の余地がないところまで行ってしまった、ミュウと人間の戦いが本格的に始まるようです。