カテゴリー「コードギアス 反逆のルルーシュ」の34件の記事

2008年4月13日 (日曜日)

コードギアス 反逆のルルーシュR2 TURN2

 皇帝の目にもギアスが、ロロの目にもギアスが・・・。しかも、皇帝は両眼ギアス。効果のほどは単純に×2なのだろうか?

 ルルーシュがゼロのこと黒の騎士団のこと、ナナリーのことさえも忘れていたのは、皇帝にギアスかけられちゃったからなのねー。あれだけの騒乱を起こし、兄弟たちをその手にかけても、死罪は免れたというのは不幸中の幸い?幽閉くらいはしないといけないと思うけど、大人しく学生に戻ったと、一応常時監視付きで。

 C.C.のおかけで記憶を取り戻したルルーシュは、ゼロの復活を高らかに宣言。中華連邦の領事館に「合衆国日本」を創って、建国宣言だー!

 ゼロがルルーシュだったってことが知らているから、ルルーシュとゼロという二つの顔を使い分けるなんていうまどろっこしいことがなくて結構なことだ。

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2008年4月 6日 (日曜日)

コードギアス反逆のルルーシュR2 TURN 1「魔神が目覚める日」

 「コードギアス」の第2シリーズ開始。朝日新聞のテレビ欄にも紹介記事が載っていたくらいですから注目度は1番高いようで。
 1年ぶりの「コードギアス」は作品の中でも「黒の騎士団の敗北」から1年が経過。ルルーシュはアッシュフォード学園で学生生活を送り、「弟」までいて、1年前の騒乱とは無関係に生きている、という設定。体育教師ヴレッタ・ヌゥ先生に追いかけられつつジャレてます、な普通の学生やっている。おまけに、突如「弟」なんているし。
 なんでしょう、この違和感は、と思っていたら何のことはない、ルルーシュは自分自身のことも含めて忘れていたわけで、ゼロの敗北から今までのことはすべては偽りの記憶、偽りの日常生活だったということですね。忘れていた、というより、自己暗示にでもかけて黒の騎士団やゼロのこと一切合財を「忘れさせていた」、のかもしれませんね。ブリタニアの追及から逃れて潜伏するために。
 そして、生き残った黒の騎士団とC.C.によって、ルルーシュは記憶を取り戻して、再び「ギアス」を復活させる、とな。前シリーズの第1話の再現。
 前シリーズのゴタゴタでブリタニアのイレヴン(日本人)に対する締め付けは一層厳しさを増しているわけですから、再びルルーシュが黒の騎士団を率いるとはいえ、以前にも増して目的遂行には困難が付きまとうわけでござーます。スザクはブリタニアの中でも出世してゼロを殺すのは自分だと勢い込んでいるし。今回想定されるであろう親友同士の対決はお互い容赦ナシな気配です。

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2007年11月25日 (日曜日)

コードギアス 反逆のルルーシュ Stage24.25

 ようやく、Stage24.25を観ましたよ。
 終始激しい回ですな。オレンジ、強化されて登場。相変わらず、これだけは一際キャラが立っている。
 バンッ!と、いいところで終了。
 第2期へつづく!とな。
 ところで、第2期はいったいいつになったら始まるんでしょうかねぇ。土6枠でやるとしたら、「ダブルオー」の後ですか。

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2007年3月31日 (土曜日)

コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE23 「せめて哀しみとともに」

 前回は、ルルーシュが制御がきかなくなったギアスを誤ってユフィにかけてしまい、特区創設の式典会場で日本人の大虐殺が始まるというところまで。
 ユフィの突然の変貌ぶりは、特区ニッポンに期待を抱いた「イレブン」や、特区構想にやや乗り気で黒の騎士団初の裏切りに傾くのじゃないかと思われた扇副司令をも激怒させ、日本中がブリタニアへの恭順ではなく、全面的対決へと結集させる結果となった次第。
 不本意ながらもこの状況を利用しようとするゼロ=ルルーシュの非情ぶりに、ブリタニア崩壊への執念めいたものを感じたりもする。ギアスの力にかかったユフィを撃ったことを一番悲しむのはナナリーなのでありますなぁ。今回の2クールでは、ナナリーは「お兄さま」の裏の顔というのを知らないわけでありますが、後半2クールではゼロの正体というのもわかってきてしまうことでしょうから、とするとナナリーもその辺りの事情も知ることになるのではないかと推測する次第であります。
 ギアスの制御がきかなくなくなり人と目を合わせることができなくなったことで、「王の力はお前を孤独にする」という警告そのとおりの状況になりました。ゼロとしての活動がメインになってきて、さらにトウキョウ租界侵攻をはじめたので、学園に戻るということはもはやないことでしょう。ルルーシュとしての素顔を出すときには、左目は隠しておかねばなりませんが、サングラスくらいはかけておきませんとな。
 一方、ユフィを失ったスザクは、ゼロへの憎悪をたぎらせ、規範的な枠を逸脱することを頑なまでに拒否してきたにもかかわらず、あえてそれを踏み越えようという決意を固めました。初登場V.V.(ブイツー)に何やら、ユフィが変貌した理由はほにゃらなんだよ、と事情を聞いたらしいですから。
 トウキョウ租界侵攻の折、ルルーシュとスザクは電話越しに「オレたちはずっと友だちだよ」と何やらこれが二人が向き合う最後でもあるかのような雰囲気。V.V.にどこまで真相を聞いたのか不明でありますが、スザクはゼロの正体がルルーシュであることを知っちゃったんじゃないかと管理人は思うわけです。しかしナンです、親友同士の対決というのも何やら既視感、なわけですが。
 放送はこれで終了。そして、番組の最後にSTAGE24とSTAGE25の放送、夏に決定の旨の告知。総集編2回はさんだから、放送できなかった分。お楽しみに!ってことで。

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2007年3月24日 (土曜日)

コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE22「血染めのユフィ」

 行政特区「日本」の創設は、ブリタニア人と日本人の対立と混乱に心を痛めていたユフィの素直な思いやりの情から発案されたものであり、その根底には、黒の騎士団が特区構想に参画してもらうことによって、ゼロであるルルーシュとナナリーが常に一緒に暮らせ、「お兄様と一緒にいたい」というナナリーの願いをかなえるためであった。
 く~、なんとも泣かせる話じゃありませんか。
 ユフィの意志とは別のところで、シュナイゼル兄は冷静に政治的な“効果”があると踏んで、ユフィの発案を後押し、特区構想が周囲に様々な思惑を錯綜させることなったりしたわけではありますが。
 当初はユフィの特区構想によって、黒の騎士団の存続が危ぶまれる事態となり、ユフィに対して憎悪をむき出しにしていたルルーシュ。一発逆転を狙って、ユフィにギアスの力を使い、自分を撃たせ、特区構想をつぶそうを考えていたのだが、ユフィの志にほだされて、特区構想を受け入れる形で今後の策を練り直す。めでたし、めでたし、というところまで行ったのですがねぇ・・・。
 急転直下の展開ですわ、今回は。
 ギアスの使いすぎが、賞味期限が切れたのかは定かではありませんが、間の悪いことに、ギアスの「暴走」が始まってしまったらしく、ルルーシュは、自分の意志でギアスを制御できなくなってしまったのでありました。
 以前のマオと同じ。何で、話数をかけてマオの話を持ってきたのかといえば、それは、このギアスの「暴走」を描くための伏線だったのですか。ギアスを使うものの末路、みたいな。
 「オレが本気で命令したら絶対に逆らえない。例えば日本人を殺せとか・・・」
 例えが悪すぎです。しかも、ギアスが暴走していることに気づいていなかったルルーシュ。ユフィは絶対遵守の力によって、「日本人のみなさ~ん、死んでくださ~い」と、式典会場に集まった日本人を射殺して、日本人虐殺命令を下し、式典会場は正に阿鼻叫喚の場と化したのでありました。
 図らずも、ユフィの日本人虐殺によって、黒の騎士団は虐殺される日本人を救う「救世主」として、ゼロ=ルルーシュは大義名分を得ることになったのであります。皇族の中で、唯一心を許した人間を殺す羽目になったのも、因果応報というべきものでありましょうか。何か底意地の悪い冗談のようです。絶対遵守の力は、人の意志を奪う代わりに、己にすべてのしかかってくる。「王の力はお前を孤独にする」というC.C.の警句が、正に現実のものとなった感がありますねぇ。
 それと、スザクにも多少の変化が・・・ナンか見えるようになったみたいです。 

 さて、次回は「反逆のルルーシュ」前半部分の最終回。
 「せめて哀しみとともに」
 やはり、そうなっちゃうんですか・・・

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2007年3月17日 (土曜日)

コードギアス 反逆のルルーシュSTAGE 21 「学園祭宣言!」

 「ニャ~」というナナリーの一声で始まった学園祭。ブリタニア人だけでなくイレブンの入場もオッケーという何ともオープンな学校。というのも、スザクがユーフェミアの“騎士”として認知されているとともに、イレブンの間でも、ブリタニアの支配下でも十分生きていけるのではないかという、人々の期待の象徴ともいうべき存在になりつつある、ということも背景にあるようであります。騎士になったのも、裏切り者呼ばわりされていたのが一転して人々の期待を集めることになったのも、スザク本人が意図したことではなかったものでありますが、“内側の変革”を望んでいたスザクにとってはその土壌が作られつつある、という感があります。
 さて、学園祭では、ルルーシュ、ナナリー、ユーフェミア、記憶喪失のヴィレッタを伴った扇、カレン、スザク、シャーリーが各々鉢合わせしたりして、ややこしいことになったりしましたが、最大の“波乱”は、ユーフェミアによる突然の「行政特区ニッポン」の創設宣言。
 イレブンが「ニッポン」人を名乗ることが許され、ブリタニア人であろうと日本人であろうと差別がない、日本人が日本人として生きられる場所。そして、ユーフェミアは、ゼロ=ルルーシュにも「特区」への賛同を呼びかけるのでありました。
 ユーフェミアがブリタニア人と日本人が憎しみ合い争う状況を愁える高潔な人柄であることはよくわかるのでありますが、その“善意”は必ずしもすべての人々に受け入れられるわけではない。いかに「日本」の呼称が許され、日本人として生きられるとはいえ、ブリタニア支配下における、という状況は変わらずあるわけで、真の独立とはならないわけでありまして、反ブリタニア勢力としては全く受けいれられない提案ではあります。が、スザクの登場の影響で、日本人の間でも親ブリタニアか反ブリタニアで意見が分かれている混乱した状況の中で、行政特区の設立は、それに賛同すれば「独立」の意志を捨てることになるだろうし、逆に反対すれば、大勢とはいえないが行政特区を歓迎する一般の日本人達の反感を買うことにもなる。ゼロ=ルルーシュは追い詰められる結果になってしまった、とこういう次第。怒りでプルプル震えとりますがな。
 結果として日本人を「分断」させる可能性もあることを鑑みれば、行政特区はユーフェミアの理想主義的な“善意”から構想されたものでありますが、新たな抗争の火種にもなる劇薬みたいなものであります。ユーフェミアの提案を了承したシュナイゼルの意図もこういうことにあったのではないかと勘繰りたくなりますが。敵の力は結集させない、という。
 黒の騎士団の副司令、扇が学校の先生だったことに驚きです。
 ジェレミア“オレンジ”卿、復活の兆し(笑)

 次回は「血染めのユフィ」
 ええー?!ホントウですか?

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2007年3月10日 (土曜日)

コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE 20 「キュウシュウ戦役」

 日本の「亡命政権」が中華連邦を後ろ盾にしてフクオカを占拠し、「日本国」の独立を宣言。これを鎮圧しようとするブリタニア軍。真の日本独立をトウキョウで成し遂げようと目論んでいる黒の騎士団も、奪取したばかりのナイトメア「ガウェイン」にゼロ=ルルーシュ自ら乗り込んで司令部を攻める。
 ガス欠のランスロットに、ゼロ=ルルーシュがエナジーフィラー渡して、共同戦線を張る・・・。今回初めて共闘が成立したわけでありますが、あれまー、共に戦うのはまだ早いんじゃないのか?というのが正直なところ。たまたま利害が一致していたところに出くわした程度のことであって、互いの立場主張が乗り越えられた結果ではないものでありますから。まぁ、本放送の最終回(23回)までに、とりあえず一区切りつける意味で、スザクの「父親殺し」への罪の意識から来る「捨て身」の姿勢がユーフェミアによってほだされていって、「生きる」という姿勢に変わって行くスザクの変化を描く、という点では、今回のお話は面白い回ではありました。
 今回は完全にスザク・ユーフィの回でしたな。

 さて巷の情報によれば、「コードギアス 反逆のルルーシュ」は3月で、STAGE23を以って終了。その後、STAGE24、とSTAGE25を放送する予定だとか。総集編を入れたために放送できなかった分らしい。そして、時期や媒体は未定だが、「続編決定」とのこと。話が中途なんでそれは是非やって欲しいところなのでありますが、できればTV放送で。

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2007年3月 3日 (土曜日)

コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE19 「神の島」

 ルルーシュがとっさにスザクにギアスの力を使ったおかげで、空中戦艦アヴァロンの砲撃から逃れることができ、ルルーシュ、スザク、カレン、ユーフェミアともども生存。
 無人島らしきところで、スザクとカレン、ルルーシュとユーフェミアがそれぞれ鉢合わせ。互いの正体を知ることとなる。
 ルルーシュのブリタニア帝国、あるいは皇族に対する憎しみは並々ならぬものがあるが、ユーフェミア個人に対しては然程憎しみを感じているわけではなさそう。ここでユーフェミアを撃てば、ルルーシュの冷酷ぶりも相当なものになるが、本質的にはそれなりに情もある人間だということで一安心。
 そんなこんなでカレンを拘束したスザクとばったり。
 生身で対決かと思いきや、なにやら“発動”して地盤沈下。地下の遺跡(のようなもの)には、第2皇子シュナイゼルとロイド伯爵たちが遺跡を調査中で、カレンとルルーシュは新型ナイトメアを奪取。
 スザクはテロリストを助けたということで軍規違反で逮捕。ギアスの力で操られていたから当然記憶はないのだが。

 ブリタニア帝国が世界中に侵攻する理由がこの“遺跡”らしい。超古代文明のようなオカルトチックな匂いがプンプンしてきました。ストーリーが破壊か変革かといった今までの道筋とは別の方向に行かないか、ふとそんな考えが頭をよぎったよ。

 次回は、「キュウシュウ戦役」。九州に独立国家を宣言した元日本政府の人たちを鎮圧する話みたい。

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2007年2月24日 (土曜日)

コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE 18「枢木スザクに命じる」

 ユーフェミアの騎士に叙任されたことにより、スザクは、「ブリタニアの内部から変えていく」という自ら考える変革への足がかりを掴んだわけですが、皇族という強い後ろ盾がついたお陰もあり、スザクの主張はよりストレートに表明されていくようになった感があります。
 そうなれば当然、ブリタニアそのものを崩壊させてやる、というゼロ=ルルーシュとの対立は鋭いものになっていくわけであります。キョウトからのバックアップもあり、戦時下の英雄、藤堂中佐をも擁し、「黒の騎士団」の再編成を終え、着実に勢力を伸ばしつつあるゼロ=ルルーシュは、日本国内で最も強力な反ブリタニア勢力になっているようす。ルルーシュの行動はさらに尖鋭化することになるのでありましょうが、とはいえ、ブリタニア帝国と戦うにあたっては、スザクとは戦いたくはない、というのは心底思っているわけで、最後のチャンスとばかりに、スザクの懐柔を試みる次第であります。しかし、頑固一徹。「間違った方法で得た結果に意味はない」という主張を繰り返し、ゼロ=ルルーシュの手法を真っ向から否定してかかり、とりつく島もない、といった状況。今のブリタニアではいけない、というところではやや主張を同じくするにもかかわらず、その手法(手段)あるいは過程において、全く正反対の主張を互いに持っているのでありますから、合意形成というのはかなり困難であります。そこで、ルルーシュが先日知った、7年前の日本の降伏の「真実」について語ってスザクの動揺をさそうわけであります。日本の降伏は、首相が殺されたことで指揮系統が混乱し、やむ得ず降伏するしかなった、日本人からブリタニアと戦う手段を奪ったのは一人の犯罪者だ。つまり、スザクのことね。スザクが「間違った手段で得た結果に意味はない」という主張にこだわるのは、父親を殺したという間違った手段に自分が拠ったことを否定したいがためなのでありましょうから、このスザクの行動原理の根底の部分に踏み込んで説得を試みところ、ルルーシュはかなりスザクの痛いところをついてきたのでありました。間違った手段で得た結果に意味はない、といいながら、お前は昔、間違った手段で日本人から戦う選択を奪ったではないか、と。
 が、しかし、そうこうするうちに、第ニ皇子シュナイゼルの乗る戦艦(?)「アヴァロン」が上空に!、ミサイル多数!そのとき、ルルーシュは絶対に使うまいと心に決めていたギアスの力をスザクに使う、というところで次回へ。
 うーむ、いいところで終わってしまいました。
 次回「神の島」。

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2007年2月17日 (土曜日)

コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE17.5 「仮面の真実」

 「白カブト」のパイロットの正体が誰かわかってしまったってことで、一つのターニングポイントにあたるところで挿入された総集編。
 最近、2クールアニメであっても、総集編を挿入するようになりました。観たくない、という人もいるでしょうが、最近本編のほうを繰り返して鑑賞する余裕がございませんので(忙しいから)、今回のようなすっきり纏めた総集編というのは正直、ほほうそうだったのか、とストーリーのおさらいをするのに好都合だったりするのでありました。
 小学生の日って?

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2007年2月10日 (土曜日)

コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE 17 「騎士」

 ブリタニア打倒するために、本格的な行動に移ろうとするときに、一番気がかりなのが妹のナナリーのことであっって、親友のスザクには自分の留守中に、ナナリーを守る「騎士」になってもらおうとルルーシュは思っていた。一方、ユーフェミアは周囲から護衛のための「騎士」を選ぶことを勧められ、彼女もまたスザクを自分の「騎士」に指名した、と。
 過去に幾度となく煮え湯を飲まされたランスロットのパイロットがスザクであることをルルーシュは知らなかったわけですが、今回の俘虜となった藤堂中佐を奪還する戦いの最中に、コクピットに座るスザクの姿を認めたルルーシュは愕然。
 これまで、些細な考え方の違いというのは、ストーリー上も表面化して、ルルーシュとスザクが互いに対置される関係にあることは描かれてきましたが、本人同士はどうかといえば、互いに学生生活の外でやっていることは知らなかったわけで、彼らの関係も緩やかな均衡を保っていたわけであります。が、一方が相手の事情を知った時点でその均衡はもろくも崩れていくのであります。加えて、スザクがユーフェミアの騎士となることをルルーシュが知れば、完全にスザクと袂を分つこともありそうです。スザクがゼロの正体を知ったときも、一波乱起きそうな予感がしますが、それはもうちょっと先か、あるいは最後の最後まで正体を知ることがないかもしれんです。
 にしても、2,3回ほどあった「マオ」の回は正直“ダレ”ましたが、今回は話がいきなりの急展開で今後が楽しみです。
 シャーリーのルルーシュのスケッチには、ルルーシュの顔が描かれていなかったのは、未だギアスの力が働いているということなのだろうが、机の下に落ちた紙くずを見つけたときに、シャーリーが記憶を取り戻すだろう、という展開が読めてしまいました。

 次回は「仮面の真実」。また、総集編。

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2007年2月 3日 (土曜日)

コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE 16 「囚われのナナリー」

 前回お亡くなりになったと思っていたマオが、生きていた。C.C.といい、マオといい、いったい全体どういう身体をしているのやら…。
 ルルーシュへ復讐するため、妹のナナリーを誘拐。ナナリーの命を賭けて、チェスの勝負を挑むも、自分にギアスの力を使ってマオを欺き、スザクの常人離れした身体能力を駆使して無事ナナリー救出。
 
 ナナリー誘拐、という事態に気付いたスザクが絡んできた時に、もしや、ルルーシュがゼロであることをマオがバラすんじゃなかろうかと思ったんですが、そうはならず。マオを登場させることで、C.C.やギアスの力の謎の一端が明かされることはあったけれども、詰まる所マオが登場してきた物語上の意味みたいなものが稀薄に感じられたわけですが、スザクの心を読んでそれを暴露すること、じつはそれがマオのストーリーの上で課せられた役割だったのかと、ようやく合点がいきました。
 C.C.の手で再び退場となりましたが、もう出てきませんね?

 ブリタニアとの徹底抗戦を主張する父親を殺したのはスザクであったと。真相はひた隠しにされ、日本最後の首相は死を以て主戦派を諫めた、という物語が作られた、とこういう次第。父親に関してはのっぴきならない事があるらしいということは大方予想はついていましたが。
 それが事実だったとして、ルルーシュが肉親殺しをする以前にスザクはそれを犯していたわけですな。どうしてそうなったかという事情は詳らかではありませんが、過去のその記憶がスザクの精神的な部分に重くのしかかっていたということであります。潔癖なほどの正義感もその辺に関係しているのかもしれません。
 スザクも大変なんですが、ちょっと奥さん、生徒会長とロイド“伯爵”がお見合いですって。
 
 次回は「騎士」

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2007年1月27日 (土曜日)

コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE15 「喝采のマオ」

 毎回、毎回が濃いエピソードですな~。
 周囲500メートルの範囲内にいる人間の思考を全て読める、という驚異的なギアスの持ち主・マオとの対決、というのが今回のお話の中心でありました。
 ギアスを制御できないがゆえに、普通の人間と交流できなかったマオの唯一の拠り所であったのがC.C.であった、と。マオの登場からして唐突感は否めないわけですが、結局のところ、ルルーシュとC.C.の「共犯関係」をより強固にした、ということでありましょうか。最近、腰を据えてじっくり見ていないし、ツッコミをいちいち考えるのが多少億劫なんですが、C.C.はルルーシュと契約することで何を得るんでしょうかね。出自の詳細は未だ不明だし、ルルーシュがブリタニア帝国をぶっ壊すのに、C.C.の協力を仰ぐ形にはなっているが、本質的な部分が知れていない以上、彼らの関係はそれほど確固たるものではないのではないか、という気がします。ルルーシュとC.C.の間には、ナリタ攻防戦の折に、心情的な部分で多少の交流はありましたが。今回あらためて「契約」を取り結んで、契約の上での信頼関係を構築してはいるものの、それはやっぱ「契約」なんで。
 あとは、ロイドが「伯爵」だったということにびっくり、ヴィレッタが記憶喪失で助けた扇と何だかややこしい話になりはしないかと思ったり、生徒会長がルルーシュの身分を知っていたのか、とか、ギアスの力でルルーシュとゼロの記憶を消されたシャーリーが何だか哀れに思う、とか、そんなところです。

 次回「囚われのナナリー」
 ルルーシュ、怒り心頭に発す。トウキョウ租界制圧だ~

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2007年1月20日 (土曜日)

コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE14「ギアス対ギアス」

 相手の思考を読み取る能力(これも“ギアス”の力らしい)をもつ「マオ」が登場。C.C.といい、このマオといい、なにやら尋常ではないものが背後にあるようなのですが、そこら辺、今後どんな風に絡んでくるんでしょうかね。
 ギアスの力でシャーリーの心を読み、言葉巧みにシャーリーを混乱させて、ルルーシュを殺させようとしたマオの目的は次回以降に明かされるようです。
 ブリタニア帝国打倒掲げるルルーシュと「ギアスの力」を持つC.C.あるいはマオの存在が今まではあまりリンクしてこなかった感がありますが、今後それがつながっていくのでありましょう。
 
 さて、今まで密かに思慕してきたルルーシュが父親を死においやった張本人であることを知り、その激しい動揺の中で人まで殺してしまった(と本人は思っている)シャーリーでありますが、結局仔細な事情を知らされることもなく、ルルーシュのギアスの力で、ゼロのことも人を殺したことも、そしてルルーシュのことさえも忘却させられてしまった次第であります。
 苦しいことや辛いことは「忘れてしまえばいい」と、簡単にリセットするのもどうも安直しすぎやしないかと思いますが。ま、これも時々の状況次第でしょう。その体験と記憶があることによって、生きていくことさえできないようならば、“忘却”という手段は必要なものであります。しかしながら、ことシャーリーに関して言えば、彼女にギアスの力を使ったことはルルーシュにとっても辛酸なものでありましたが、果たしてシャーリーにとっても同様だった、いやそれ以上に残酷なことだったのではないかと思う次第であります。成り行きによっては、ルルーシュの良き理解者になったかもしれないシャーリーをも遠ざけることによって、ルルーシュは修羅の道を行き、孤独な存在になっていくのであります。ギアスの力を与えたときにC.C.が言った言葉、「王の力はお前を“孤独”にする」という予言がそのまま的中している、とこういう次第であります。
 まぁ、ギアスの「持続時間」というのがどれほどのものかよくわからないので、今後、思い出すこともあるのかもしれませんねぇ。そういう含みも持たせて、ストーリーの中心から早くも脇役に落とされたシャーリーが最後の最後にまた出てくる、ということも考えられます。

 ブリタニア帝国打倒のために忙しいルルーシュの前に、あらたな障害現る!、っつーことで次回は「喝采のマオ」。

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2007年1月13日 (土曜日)

コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE13 「シャーリーと銃口」

 シャーリーのお父さんのお葬式。泣き崩れる母と、シャーリーの悲嘆。
 黒の騎士団は間違っていると憤るスザク。
 沈痛な面持ちで終始無言のルルーシュだが、修羅の道を行くのだと発奮。
 逃亡しようとする日本解放戦線をエサにしてブリタニア軍に襲いかかる黒の騎士団。
 出撃したスザクのランスロットとゼロ=ルルーシュのナイトメア交戦。ここで、互いの主張が衝突。でもやっぱランスロットには勝てない。コクピットごと吹っ飛ばされるゼロ=ルルーシュ。
 密かにルルーシュの後をつけていたシャーリーが実はその場に居合わせ、ついにルルーシュがゼロであることがバレる。

 うむむ、面白くなってきました。
 忙しいので今日はテキトーにこの辺で。

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2007年1月 6日 (土曜日)

コードギアス 反逆のルルーシュ SATGE 12 「キョウトからの使者」

 ナリタの一件で、日本の反ブリタニア組織を支援する「キョウト」からも評価された黒の騎士団。騎士団の一部のメンバーの金使いが荒いため、財政事情があまりよろしくない黒の騎士団は、ゼロ=ルルーシュと「キョウト」の首魁・桐原との直接面談で支援の確約を得た次第。彼らが顔見知りだったことが奏効。着々と騎士団を大きくしていきますねぇ。日本解放戦線が大打撃を受けたから、黒の騎士団がこれから一大勢力になっていくのでありましょうか。
 ブリタニア帝国打倒への道を着実に進んでいくかに見えましたが、実はナリタ攻防戦で、クラスメート・シャーリーの単身赴任していた父親が死亡していたことが明らかに。
 「ゼロは『弱い者の味方』なんだよね?」「なら、どうしてお父さんを殺したんだろう・・・」
 いやー、きついっすよ。
 世間には「正義」「弱者の味方」という謳い文句は明らかな大衆に対するパフォーマンスなわけですが、この中にはルルーシュのルサンチマン的なものもあって、不正義と不条理ゆえに辛酸をなめた者の怒りと怨みが込められているのですな。不正義=ブリタニア帝国に対する制裁を加える者として、ルルーシュは自らも十分な資格を持っている。ルルーシュの行動は、常に正義だった。ところが、級友の父親を死なせてしまっていた、という事態に至り、ルルーシュの「正義」も「弱者の味方」も危うくなりかけている様相であります。不正義と不条理を憎んだはずなのに、実は他人にそれを強いてしまったという結果。見ず知らずの人間だったら、おそらく冷静に「仕方のないこと」と割り切れるかもしれませんが、クラスメートでしかも親しい間柄の人間の悲嘆を前にして、茫然とする外はないのでありました。
 うむむ、ルルーシュの道程に暗雲がたちこめてきました。そろそろブリタニア軍の捜査の手も、学校の方にのびてくるんじゃないでしょうかね。
 今回はそんなところが見所でしたが、ユーフェミア・ラブ!のニーナがてえへんだ(汗)

 次回は、「シャーリーと銃口」
 今まで添え物のおかずような位置だったシャーリーが、とうとうヒロインに昇格か。

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2006年12月23日 (土曜日)

コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE11 「ナリタ攻防戦」

 山の斜面を崩して土石流を起こして、ブリタニア軍を分断させ、コーネリアを孤立させることに成功したゼロ=ルルーシュは黒の騎士団を率いてコーネリアの“確保”に向かうが、そこに、スザクのランスロットが救出に現われ、あともう一歩のところでゼロ=ルルーシュはコーネリアを取り逃がし撤退を余儀なくされる。
 またもやランスロット=スザクに邪魔される格好になり、ゼロ=ルルーシュははらわた煮えくり返る気分ですね。
 コーネリアを捕らえようとして逆にランスロット=スザクに追撃されてしまい、ゼロ=ルルーシュ、ピンチ!だったところ、C.C.がその特殊な能力を使ってスザクを幻惑させているうちに、逃げおおせることができた次第。
 ここで、C.C.がスザクに見せた(あるいは見せられた)イメージというのは、スザクの過去の記憶と内奥の心理みたいなものですね。スザクのあの驚愕ぶりから推測するに、父親に関するある種の精神的なダメージを表しているのでありましょう。過去に何があったのかは不明ですが、良心的に疚しいことだったのか、父親に対して罪悪感を感じるようなことだったのか、人には語りたくないようなことであることは予想がつきます。
 うむむ、清新で爽やかなスザクでありますが、実は「苦悩の中をゆく」な準主役だったのか、ということが露見しました(笑。スザクの行動と考え方自体、ロイドから矛盾だらけという指摘を受けていますしね。
 久し振りにランスロットが動くところを観られましたが、それにしても紅蓮弐式があそこまでの機動力を誇るとは思いませんでした。

 年内の放送はこれで終了。
 2クールで終わってしまうという「コードギアス」ですが、もうちょっと長くてもいいのではないかと思うスケールのストーリーだと管理人は思う次第であります。

 以上、年末で忙しいので簡易感想でした。

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2006年12月17日 (日曜日)

コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE 10「紅蓮舞う」

 反ブリタニア勢力の筆頭(?)である日本解放戦線の本拠地がある成田連山に、イレヴン総督コーネリアが総攻撃するが、日本初のナイトメアフレーム「紅蓮弐式」を反ブリタニア支援組織“キョウト”から供給された黒の騎士団は、密かに成田連山に潜入し、ブリタニア軍に奇襲を仕掛ける。

 うーん、反ブリタニア勢力っていったいどれだけあるんでしょうか。日本解放戦線が元締めなわけ?その辺りの相関図がよくわかりません。

 誰もなしえないと思っていることをやってみせることこそ、信頼を得る有効な方法であります。ルルーシュは黒の騎士団を反ブリタニア勢力の中の小集団から、大きなひとつの組織につくり上げようとしていますね。まずは「義賊的」な行動で人々の人気を集めたのを取っ掛かりとして、それが仮初めでないものとするためには、実力を兼ね備えつつ、周りに知らしめねばなりません。ルルーシュのもうひとつの目的は、コーネリアの確保。母の殺害に関して真相を聞きだすことでもあったのでした。

 一国を相手に戦おうと着々と駒を進めているルルーシュですが、彼の中には、理念とかいわゆる社会的正義といったものはなく、ルサンチマン的動機と妹が安心して暮らせる<小さくささやかな世界>をつくるという願望があるのです。強い者が弱い者を虐げることに激しい憤りを表すけれども、だから「社会変革をしよう」という気はさらさらないみたいですね。人々の人気を得るために、そういう“フリ”をしますが。日本をブリタニア帝国から独立させよう、とは一言も言っていないはず。彼にとってはブリタニア帝国がなくなればそれでよし、ってことですかね。カレンたちは少なくとも日本の国というバックボーン的なものがあるから、そうでないルルーシュとはいずれ軋轢が生じるのではないかと思う次第です。うまいこと、ルルーシュがカレンたちを誘導しているうちはうまいこといくでしょうが。

 にしても、「オレンジ君」。
 えーと彼は大丈夫なんでしょうか。
 次回は「ナリタ攻防戦」。

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2006年12月 9日 (土曜日)

コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE 9 「リフレイン」

 今回の感想は手短に。

 黒の騎士団の活動は相当ハードなようで、ルルーシュとカレンは授業中に居眠りを。活動時間は夜中と決まっているようです。
 今回のお話はカレンの家庭の事情がメインでした。ブリタニア人と日本人の子として生まれたカレンはブリタニアを酷く憎んでいると同時に、小間使いとして働く実の母親を軽蔑していました。名誉ブリタニア人として租界にいる日本人、ブリタニアに追従する日本人の「醜い姿」をそこに見ていたわけですな。
 しかし、母親が小間使いとしてカレンの家で働いていたのは、ブリタニアに阿諛追従するためではなく、わが子の側にいてあげたい、という母の愛だった次第です。
 それを知ったカレンは、母が安心して暮らせる世界にしたい、という目的を明確に自覚するのでありました。
 ルルーシュとカレンの目的観がここで一致。当初はゼロ=ルルーシュには全面的に支持することをためらった気配でありましたが、疑念がやがて決心に変わったということであります。

 一方、ルルーシュとスザクは、黒の騎士団の行動についてちょっとした議論を交わして、互いの価値観の違いがじょじょにではありますが浮き彫りになってきました。支配者の作ったシステムであろうとそれを逸脱するのは間違いだというスザクに、ルルーシュは親友との距離を感じたようであります。

 
 さて、OPテーマはFLOWのままだと思っていたら、「第2期OP」というものがあるそうで。
 歌うのは、(歌詞が日本語なのかそうでないのかわからない)ジン。

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2006年12月 2日 (土曜日)

コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE 8.5「仮面の軌跡」

 ってことで「総集編」でした。
 単に編集しただけじゃなく、ストーリーの前後を入れ替えてみたり、主人公のナレーション入れてみたり、工夫された総集編でありました。
 ブリタニア帝国や自分と妹の境遇について、「怨みつらみ」が述べられておりましたが、何やら主人公の暗い想念だけが際立ちましたね~。
 次回は、弱者の味方「黒の騎士団」の活動のお話。

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2006年11月26日 (日曜日)

コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE 8 「黒の騎士団」

 第8話で、ストーリーの3分の1まできたところでしょうか。2クールなので、そろそろブリタニア帝国崩壊への具体的な行動計画を示さねばならないところですが。


【力なき者、我を求めよ】
 ブリタニアを崩壊させるには、自分の手足となる組織が必要だ、ということでルルーシュが考えたのが、カレンたち日本人反抗分子で組織することでありました。
 しかし、そのままではゼロ=ルルーシュも反ブリタニアを掲げるテロリストの一味にすぎないとみなされてしまう。ルルーシュは<テロリスト>ではなく<反逆者>なのですから。<テロリスト>ではないことを示すためには何らかのメッセージを発しなければならない。そして、ルルーシュが掲げたのが、「正義」。ブリタニア人であろうと日本人であろうと関係なく、強い者が弱い者を虐げることは決して許すまじ、という正義であります。この背景にあるのは、明らかにブリタニアの世界支配の論理によって辛酸をなめた自分や妹の境遇であるわけであります。
 道具のように扱われた自分たちにも魂はあるのだ、という声ならぬ叫びが込められているような気がしますねぇ。そう思うと何やら痛々しい気もしてくるわけですが、ちょっと考えてみれば、ルルーシュの掲げる「正義」も、カレンたちにとっては「欺瞞」以外のなにものでもないのです。彼らにしてみれば、正義は自分たちの方にあると思っているのですから、「日本人であろうとブリタニア人であろうと」というのはちょっと許容しがたいと思いますねぇ。
 打倒ブリタニアでゼロ=ルルーシュとカレンたちの方向性が一致している今はうまく行くように思えても、そのうち綻びが出てくるのではないかと。
 何にせよ、何か行為をするには理念というものはなくてはならないものでありますが、行為の正当性のベースとなるべくはずの理念が、逆に、理念によって行為の不当性を正当化してしまうこともありうると、正義を掲げる「黒の騎士団」をつくったルルーシュを見て思った次第であります。


【ランスロット】
 ここ2週くらい学園シーンが多かったので出番がありませんでしたが、久々に活躍していましたナイトメアフレーム「ランスロット」。話によると、スザクの所属する技術部というのは、ブリタニア軍の中では異端の存在らしく、しかも「ランスロット」のパイロットが<名誉ブリタニア人>だということで、一段低く見られているようです。
 しかし、イレヴン総督コーネリアの前で見せた今回の「ランスロット」とスザクの仕事ぶりで、評価もちょっと上がりそうです。
 ルルーシュとスザクが、先々、台風の目となることがプロローグで語られていますから、そのうちスザクもブリタニア軍の中での地位も上がっていくことでしょう。しかも、ユーフェミア殿下の「騎士」でありますから、スザクは。

【ユーフェミア】
 「日本解放戦線」の人質となったクラスメートを助けるために、「黒の騎士団」を見切り発車させたルルーシュでありましたが、人質の中にイレヴン副総督ユーフェミアがいることを知ったゼロ=ルルーシュは、迷うことなくユーフェミアにも銃口を向ける。
 ブリタニアの皇族は皆、差別主義者ばかりかと思いきや、まともな部類に入りそうなユーフェミアのようなのですが、そういうことはルルーシュには考慮の範疇外にあるようです。
 父親だけでなく、ブリタニア帝国の皇族も皆、殺そうと思っているわけですか・・・。いやはや、恐ろしいことで。
 しかし、ユーフェミア、解放された人質の中にいましたね。突入作戦の混乱で死を免れたのか、それとも利用価値ありと判断されて生かされたのか。後者であれば、ギアスの力を使って催眠状態にしておくかと。ルルーシュの「催眠状態の持続時間の実験」、まだ続いていますから。


 さて次回は、んー?「総集編」ですか?

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2006年11月18日 (土曜日)

コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE 7 「コーネリアを撃て」

 病み上がりなので、今回は簡易感想で。

 ルルーシュへの秘めた恋を抱き、カレンに勘違いの嫉妬をするシャーリー、そして、シャーリーの恋を後押ししようとするスザク、とまぁ、“学園ラブ”テイストで浮いた話が進行している一方で、クロヴィスに続いてコーネリアに戦いを挑むルルーシュでありますが、「新宿事変」の再現というわけにはいかず、今回は「敗退」してしまいました。
 コーネリアの戦略にまんまとはめられ、挙句ルルーシュの「コマ」の統制も崩れ、敵中に一人残されてしまった形になってしまいピンチ!ルルーシュの危機を救ったのはゼロに変装したC.C.だった次第。
 負けたルルーシュが決意したのは「俺がつくってやる。ブリタニアに負けないくらいの軍を、人を、国を」。うーむ、それじゃルルーシュ君が倒そうとするものと同じものを作るってことになりませんかねぇ。毒をもって毒を制するということになるのでありましょうが、ルルーシュの「反逆」の根底にあるのはそもそも「ルサンチマン」みたいですから、ルルーシュの戦いの先にあるものは暗澹たるものしか管理人には見出せない次第であります。ルルーシュはブリタニアを壊した後の「その先」については、妹が幸せに安心して暮らせる世界、といった類のことを言っていますが、それも結局具体性に欠け、漠たるヴィジョンでしかない。つまるところ、ルルーシュは「破壊者」にはなれるが、「改革者」にはなれないということなのではないかと思う次第であります。ストーリーの展開で、これがどうなるかわかりませんが。

 次回は、「黒の騎士団」。
 ブリタニア軍に負けないくらいのものをつくり上げる手始めとして「騎士団」を組織する?

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2006年11月11日 (土曜日)

コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE 6 「奪われた仮面」

 誰に奪われた、のかといえば、野良猫でした、という回。様々な喧騒がなければ、「あー、平和だねぇ」と済ませられるところですが、学校の外の世界では、日々ブリタニア軍と日本人が戦いを繰り広げている次第です。


【スザク、学校へ行く】
 スザクがアッシュフォード学園に編入してきたのは任務というわけではなく、17歳なら学校に行かなくては、というエリア11副総督(ユーフェミア)の配慮があったからでした。
 ランスロットのテストパイロットとして技術部へ配置転換とはいえ、軍人と学生の2足のわらじを履くこととなるわけですから、勤労学生はそりゃ大変でありましょう。
 学園内は、クロヴィス殺害の容疑者だったスザクが入学してきたことで、波紋が広がる。しかしそれよりも、彼らブリタニア人学生達は、スザクが<イレヴン>であることにあからさまな不信と不安と差別意識を露にするわけであります。
 で、当然の如く起きる“嫌がらせ”。こういうのは例えフィクションといえども見ていて嫌なものですねぇ。彼に話かける者もなく、殆んどスザクは孤立状態、でありました。
 しかし、ルルーシュは妹ナナリーとともに7年ぶりのスザクとの再会を素直に喜ぶ。ルルーシュがゼロであり、ブリタニア帝国の崩壊を目論んでいること、一方でスザクはブリタニア軍の新兵器「ランスロット」のパイロットであること、互いの本当の事情、というのは未だ知りえないわけで、対極的な立場にあることが後に明らかになり激しい葛藤が繰り広げられるであろうことを予想するならば、昔を懐かしみ、友情を確認しあうこの再会の時に、何やら切ないものを感じる次第であります。
 学園内の一騒動をきっかけとしてルルーシュの口添えもあり、スザクの生徒会への入会も決まり、他の学生とも打ち解けるきっかけを得たスザクです。
 まぁ、普通に考えるなら、軍人をやっていて普通の学校に通うというのはあり得ないことではあります。今後、スザクは忙しくなりそうですから、学校どころではなく、そのうち出席日数足りなくなるんじゃないですかね?この辺り、やや強引な気がいたしますが、身近にいた友人が実は敵同士だった、という設定に持っていくために演出として必要だったのかな、と思う次第であります。


【魔女】
 新しいイレヴン総督コーネリアは、自らナイトメアフレームを駆り、日本人ゲリラの拠点を次々と蹂躙していきます。
 有無を言わさず、実力行使で反対者を屈服させていく「力技」に対して、ルルーシュは「ギアスの力」を使って計略によってこれに対峙する、ということになりそうですね。
ゼロ=ルルーシュを炙り出してやる、という執念には鬼気迫るものがあります。もしも捕まってしまったらタダでは済みそうにありません。ガクガク、ブルブル~。


【ジーク、○○○!!】
 ブリタニア帝国皇帝のクロヴィス皇子追悼演説。
 「人は平等ではない」「人は差別されるためにある」のだから争い、競い合うことによってよりよく「進化」することができる、不平等は悪ではない、平等こそが悪である、と、<デモクラシー>を真っ向から否定します。「競い、奪い、支配することによって、ブリタニアの未来があ~る!」。
 若本規夫の野太い声で言われると迫力あるなぁ(笑)
 しかし、なんですか、こんな国の国民だったら生きた心地しないですな。
 人が皆同じではない、ということはそうなのだが、だからこそその個々人にかけがえのない<価値>があるのであり、誰もそれを奪ったり否定することができないのであって、平等である、ということはその人の価値も自分の価値も相互に認めようという相互承認の形なのだと思う次第です。だからこそ、不当な不平等は悪なのであり、平等は普遍的な意味を持ちうるのであります。
 それにしても、この追悼演説シーン、ある場面を想起させます(「立てよ!国民!」といえばお分かりになるでしょうか)
 「こんな国はぶっ壊してやる」と決意を新たにしたルルーシュと、「こんな国は変えなければいけない」とスザクは思ったことでしょう。
 どちらにせよ、ブリタニア帝国は世界にはあってはならない国のようです。


 次回は「コーネリアを撃て」。姉弟対決です。

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2006年11月 4日 (土曜日)

コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE 5「皇女と魔女」

 ルルーシュの部屋に居候を決め込んだC.C.は自分のことを「共犯者」と呼んでいましたが、とりあえずはルルーシュの側にいて「傍観」するつもりでしょう。それにしても、どうやって生きていたんでしょう。不思議です、ゆかなさん。

【目指すところは同じだが】
 「強ければいいのか」「弱いことはいけないことなのだろうか」「あの頃、10歳の僕らには世界はとても悲しいものに見えた」とルルーシュとスザクの言葉が交互に紡ぎ出されているシーン。「大切な人を失わなくて済む、せめて戦争のない世界に」という理想は、ルルーシュ、スザクが共に抱いているが、そこに至るまでの過程は異なるものであることがわかりますね。飢餓、病気、汚職、腐敗、差別、戦争とテロリズム、憎しみの連鎖をどこかで断ち切らなければならない、そのためには「誰かが勝てばいい」と言うルルーシュに対し、スザクは「わからない」がそれでも歩みつづけて<模索>していかなればならない、と言う。結果重視のルルーシュに対してプロセス重視のスザクがここでも対置されているわけであります。何かを達成する、ということについて、成就しなければ意味がない、という結果論か、それとも結果は失敗であってもそのプロセスには意味があったという過程論に帰着するのか、というところなんですが、物事はそれほど単純なものでもないし、日々そういう結果かそれとも過程かという狭間で葛藤しているのが本当のところであります。だから、<心情的>にいえばルルーシュの言っていることも全否定し難いし、<理性的>にはスザクの模索しつつ答えを見つけようという姿勢も理解できる。ルルーシュに限って言えば、陰謀で母親を殺されて妹も不自由な体になり「外交の道具」にされた、という忌まわしい体験があり、そんなことはもう御免蒙る、だから過程がどうのという悠長なことを言ってはいられない、ただ自分の望む世界が欲しいだけである、とこういうわけなんでしょうが、あーそういう辛いことがあったんだなというルルーシュの境遇を慮れば心情的な理解が先立つ。心情的な理解の前では、そういう境遇に追いやった自分の国に<反逆>するルルーシュを単純に善悪の基準では語れないわけであります。ただ、<理性的>に考えれば、一国の体制をぶっ壊そうとして騒乱状態を作り出し、反ブリタニアとブリタニアの二つがぶつかることで戦いが起きるわけで、そうなると日本人であろうとブリタニア人であろうと多くの人が死ぬ、ということは想像に難くないのであって、理想の世界からはますます遠のいていく。ならば限定された情況の中ではあるけれども、今の社会の仕組みや政治的な体制を少しずつ理想に近づけるために変えていくことの方が、現実的なんじゃないか、とこういう方図もあながち捨てたモンじゃない。何も性急に暴力に訴えることもないのではないかと思うわけであります。ただ、今にも生存の危機に晒されているとか、当面の問題が差し迫ったものである、みたいな切迫した中では、こういう<理性的>判断もどういうわけか陰が薄くなってしまうのが実際のところであります。


【新総督と副総督】
 死んだクロヴィスの後任としてエリア11の総督に就任した皇女コーネリアは、エリア18(中近東?)で反ブリタニア勢力を鎮圧したやり手の「武闘派」みたいです。つまりタイトルにある「魔女」とはこの人のことですな。ゼロ=ルルーシュを「炙り出してやる」と意気込んでいます。この人は確かルルーシュの母を暗殺した件に関係しているという人。お互い仇同志、みたいなことになるので、ゼロ=ルルーシュとコーネリア新総督の間の攻防は結構激しくなるかもしれませんね。あと<残存日本軍>の軍人さんが絡んでくるとますます。
 そして、学業を終えてエリア11の副総督に就任したユーフェミア皇女は、清廉な風情が印象的な少女ですが、外見に似合わず毅然とした態度は為政者のそれですな。イレヴンを見下す差別主義者でもなさそうですし、スザクが忠誠を尽くす相手としては最も相応しい人であり、目指す理想には欠かせない人物になりそうな気がします。副総督とはいえ王室の人間ですから、これだけ高い地位にある人物と近づきになれたことはスザクにとってはまたとない機会であります。ユーフェミア=スザクで台風の目になるかもしれない、そんな風に思った次第です。


【内ゲバ】
 「内ゲバ」とは「同じ目的をもつ集団の中で意見の違う各派間同士の内輪もめによる暴力抗争」のことを言うのでありますが、今はこういう言葉には殆んどお目にかかりませんね。
 ゼロ=ルルーシュの計略で大失態を犯した総督代行ジェレミア卿は「純血派」内での求心力も低下し、仲間の粛清の対象になってしまいました。大した器ではないことが露呈したわけですが、こういう小人物は意外にしつこい(笑)。次回でもしかして退場してしまうかもしれませんが、ねちっこさを発揮して再び第一線に戻ってくると予想。


 さて次回「奪われた仮面」は、アッシュフォード学園にスザクが編入してきて、という話。うーむ、スザク君はなんで高校生になるんでしょうか。怪しい学生を見つけるための「潜入」ということでしょうか。

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2006年10月28日 (土曜日)

コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE 4「その名はゼロ」

 放送もすでに4回目。冒頭のナレーションが毎回ちがうわけですが、その内容の微細な部分で、序盤と終盤で劇的変化がありそうな予感を覚えました。
 それでは、今週の感想です。

【僕がブリタニアを変える】
 「ブリタニアは仕える価値のない国だ」
 「そうかもしれないが、だから価値のある国に変えるんだ、ブリタニアの中から」
 クロヴィス第3皇子殺害の犯人に仕立て上げられ公開処刑にかけられようとしたスザクを救ったゼロことルルーシュは、スザクに共に帝国を倒そうと手を差し伸べるが、スザクはそれを拒否。帝国の<破壊>によってそれに代わる世界を得ようとするルルーシュと、無実の罪を着せられても、内からの<変革>で帝国を変えようというスザクの対比構図が鮮明になった次第であります。
 ルルーシュもスザクも、現状のブリタニアの体制を肯定しているわけではないんですよね。ただ、ルルーシュはブリタニアという国そのものを否定しているのに対して、スザクはそのものを否定しているわけではなく、あくまでも体制の枠内で変えていける、と考えているわけであります。
 善く悪しくもある体制を維持したうえでの改革を志向しているということは、正義に対する<信頼>がスザクの中にあればこそだと思うのであります。正義とは何か、というのはいろいろ議論があるところですが、要するに、世の中には<筋がとおるべきもの>というのはきっとあるんだ、という信念に近いものであります。たとえ、自分が隷属させられ、抑圧され、人間的な扱いをされなくても、であります。
 こんな酷いブリタニア帝国でだって、きっと正しいことが行えるはずだ、という正義への信頼を表明するのなら、スザクは自らが不正義を犯してはならないのです。ゆえに、スザクは正義から逸脱したゼロ=ルルーシュの行為を否定して、再び軍事法廷に戻っていくのです。
 スザクの行動というのは、多分に理念的ですね。こういうのは嫌いじゃありません。
 しかし、世界には不条理なこともたくさんあるのです。現実と理念が一致していないのであります。現実と理念が一致しないことで不幸な境遇に身を置くことになったのがルルーシュでありまして、疎外されちゃっている状態なわけです。そういう人に、理念を語ることはかなり「きつい」。空疎なものにしか聞こえないわけです。
 すべてを壊して新しいものをつくるのか、それともある程度の修正を施しながら漸次変革していくのか、ストーリーはしばらくはこの<せめぎあい>の中で続いていくことでしょう。「あれかこれか」という二者択一的な視点ではなく、この<せめぎあい>が止揚されて新たな段階へ移行する、みたいな展開をちょっと期待している次第であります。


【純血派】
 「ブリタニア軍はブリタニア人だけから構成されるべきだ」という“純血”を主張する「純血派」。ことは軍の内部に限ったことですから、反対派があったとしても軍の内部抗争で済みそうな話ですが、これが全体にまで広がったら、なんか大変なことになりそうですね。公然と「イレヴン虐殺」をしそうな。単一のものであることへの幻想みたいなものですな、こういう排他的な考え方というのは。
うーむ、帝国を内側から変えようとするなら、スザクの前にはかなり手強い障碍です。偏見と戦うのはえらく骨が折れますから。
 にしても、早々にクロヴィスの後任を派遣しなくてよいのでしょうか、ブリタニア本国は。純血派の将校(一応伯爵みたいだが)が好き勝手にやってますよー。


【藤堂】
 日本軍の生き残りのような人たちがいました。でっかい日の丸を背負って、日本刀を持っていました。日本人の武装組織を統括する反ブリタニア帝国の抵抗集団というわけですか。彼らの話から、スザクが日本占領時の総理大臣の息子ということが判明。同じ日本人からは「日本を捨てた男」とレッテルを貼られているようでして、父が父なら子も子、ということで、「名誉ブリタニア人」になったスザクは、同胞からも嫌われそうですな。前途多難ですよ、スザク。
 さてこの泰然自若としている「藤堂」と呼ばれる人物、相当切れ者らしい雰囲気を漂わせています。スザク解放」を成功させたことで日本人武装組織の下部組織を掌握した様子のゼロ=ルルーシュは、いずれこの「藤堂」とも接触することになることでしょうが、これも一筋縄ではいかなそうであります。


 深夜番組は時間変更が頻繁にあるので録画している人は気を付けましょう。
 TBSは来週放送時間がズレます。
 次回は「皇女と魔女」。

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2006年10月21日 (土曜日)

コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE 3「偽りのクラスメイト

 学校で授業を受け、生徒会長から頭を叩かれながらも生徒会活動にも余念がない、端から見れば出来のよさそうなルルーシュ。身体の不自由な妹にも優しい兄でもあります。彼らの本当の身分は秘密にされていて、アッシュフォード家が後ろ盾になってくれている、結構弱い立場にあるのがルルーシュとナナリーの兄妹だったのでありました。何やら、いろいろ辛酸をなめているようであります。


【境界線】
 新宿ゲットーで行われたブリタニア軍と日本人<テロリスト>の交戦、そしてそれに乗じた日本人の虐殺、という凄惨な場面から一転して、今回は新宿租界にあるアッシュフォード学園内の平和な風景。
 一つの境界を隔てて、片や飛び交う銃弾と阿鼻叫喚の世界、片や他愛もない会話に興じている穏やかな世界があるわけです。そういうものが隣り合わせになっているにもかかわらず、両者の距離は異様なほど遠いです。
 推察するに、名誉ブリタニア人でもない限りは、日本人は租界には出入りはできないでしょうし、ブリタニア人側からしてみても、自分たちが征服した被征服者の怨念を恐れてわざわざゲットーに行くようなこともないでしょう。
 ブリタニア側は都合の悪い情報は隠蔽し、事実であるかのごとく租界の人々に情報を流す。人々はそれを鵜呑みにして、本当のことは誰も知らない。
 これは現代の我々の世界における<縮図>ともいえますね。血が流される世界もあれば、我々がいる世界のように総じて平和な世界があるわけで、日々流される情報を吟味することもなくただ受け取るだけ。ひとたび隣の世界の一部を知ると、その距離感が一層大きく感じられる。<慢性的な不感症>になっている租界側のブリタニア人は我々のことかもしれません。


【偽りのクラスメイト】
 その偽りの世界で、新宿ゲットーで何が行われていたことを知っているのが、ルルーシュとカレンの二人でありまして、<テロリスト>のメンバーが何故にアッシュフォード学園というブリタニア人の子女が通う学校にいるのかといえば、彼女がブリタニア貴族の家の出身であるからということなのですが、実はブリタニアと日本人の混血だということがルルーシュの力で明かされた次第。
 ブリタニア貴族階級でありながら、反ブリタニアを掲げる非合法活動に身を投じているということで、いささか複雑な事情がカレンにはあるようです。自分の計画を遂行するためには、新宿ゲットーにいたことは絶対に知られたくないルルーシュと、抵抗運動をしている事実は隠さねばならないカレンが学園内で鉢合わせして、おお?いきなり波乱の展開かと思いきや、ルルーシュが便利な「ギアス」の力を駆使して、カレンの「あの声の主はルルーシュでは?」という疑いをうまいこと晴らして今のところ丸く収まった次第。
 今後ストーリーが進むにつれ、二人の素性が明るみになったときの混乱振りが想像するだけでドキドキします。


【ギアスの力】
 今回も「ギアス」の力を使い放題のルルーシュですが、直接目を合わせた人間を一定時間人を操れる、ということの他に、実は同じ人間には「ギアス」の力を一度しか使えない、という制約がありました。このトンデモナイ力が無制限に使えたらルルーシュは容易に世界を変えられたでしょう。制約の中でいかにして持てる力を使いこなしていくのか、という全ては<使い方次第>ということであります。


【嘔吐】
 さて、イレヴン総督クロヴィスの額に銃弾を打ち込んだその翌日には平静を装って学園に戻ったルルーシュは、友人達と普段どおり振る舞いながらも、自ら異母兄を殺害したことを思いおこして、猛烈な吐き気に襲われる。
 何人であれ人を殺すという行為自体の残酷さと、死んだ人間の姿を目の当たりにした時の怖れを、身をもって知った人間のそれは当然の反応と言うべきものでありましょう。この時、ルルーシュが虫ケラ一匹殺したまでだと平然としていたら、何とも救いようがないと思うわけですが、一線を踏み越えたということと自らの行為に少なからず嘔吐感を覚えた、というその辺りのルルーシュの<気持ち悪い>という心理もきちんと描いていますよ。
 しかし、ルルーシュは立ち止まることはありません。この<気持ち悪さ>も<目的>のための一過性のものであり、こういった自分の感情も<処理>していくことでしょう。
 全ては、ブリタニアをぶっ壊す、という目的のためにルルーシュの中では<自己正当化>されていくのではないかと思う次第です。ある意味これは<エゴ>なんですが、肥大化していく自己が周囲の他者との関係の中でいかに昇華していくのか、その過程を追うことで「コードギアス」は物語としても非常に面白いものになるかと思う次第であります。


【憎悪の理由】
 ルルーシュが何故それほどまでにブリタニアを憎悪するのかといえば、それは冒頭のルルーシュとクロヴィスが相対する場面で明らかにされています。
 ルルーシュの母は庶民の出身であり、それが疎まれる要因となり殺されたらしい(クロヴィスによれば、第2皇子と第2皇女が詳しいことを知っている)。しかも殺したのはテロリストということにされ、残されたルルーシュと妹はブリタニアの外交の道具にされた。妹はこれが元で足が不自由になり目も見えなくなった、と。母を殺されただけでなく、自分たちも政治の道具にされた、という次第です。
 うーむ。かなりブリタニアに対する怨みは深いですな。そしてそれは、母を殺した者への復讐にとどまらず、こんなブリタニアはぶっ壊してやる、というかなり過激な決意にまで先鋭化していったわけです。
 耐え忍んで生きることを選ばなかったルルーシュには、闘って、自分達をこういう境遇においやった世界そのものを変えてやるという強靭な意志がある。今まで単なる学生だったルルーシュは変わらない世界に苛立ってはいるものの、どうせ何もできない、という無力さを呪う、いわゆる<ルサンチマン>に陥っていたわけですが、この状態を脱却したということです。
 ただ、ブリタニアでは、自分は死んだということになっているから、表立って行動することもできない。
 ということで、次回の予告のとおり、ルルーシュにはある計画がある様子でありまして、クロヴィス殺害の犯人としてスザクが逮捕されたことから、その計画を前倒しして実行に移すことになるそうで。

 次回 STAGE 4 「その名はゼロ」

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2006年10月14日 (土曜日)

コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE 2 「覚醒の白き騎士」

 「コードギアス 反逆のルルーシュ」の第2回目。
 前回からの引き続きで、新宿ゲットーで繰り広げられる日本人武装集団とブリタニア軍の交戦状態の中、ルルーシュが行動を起こす、ということで、今回も息つかせぬ展開で見応え十分でありました。


【ブリタニアよ、私は戻ってきた! 】
 直接顔を合わせた相手を意のままに操る能力というのが、ルルーシュが得た力であります。謎めいた少女C.C.が「王の力」といったこの能力、王は人の上に立ち、あらゆることを司り、すべての者を統べる権力を有するものであり、王権の起源はしばしば言われるように「神的権力」であることを考えれば、今のところ、都合のいいように人を操る能力としての「ギアスの力」も、実はもう少し深い意味があるのかもしれない、そんな風に思った次第であります。C.C.とも何らかの関わりがあるようでありますから、その辺りから、単なる便利な能力、ということだけではないような気がしますね。これも多分、ストーリーの中で明らかにしてくれることでしょう。
 さて、目下のところは、日本人レジスタンスと、テロリストもろとも新宿ゲットーを壊滅させよう、という暴挙に出たブリタニア軍の戦闘状態に陥った中をかいくぐらねばならないわけです。ルルーシュはさっさと逃げるのではなく、大胆にも「テロリストを利用してやろうじゃないか」と考える。帝国に反旗を翻す手始めとして、自分がどこまでやれるのか、というデモンストレーションを敢行するわけであります。
 「能力」はルルーシュと相手の目を介してはじめて通ずるものでありますから、万能ではなく一定の条件のもとでしか能力を発揮できない限定された能力でもあります。ですから、ここからは、まさにルルーシュ自身の持つ力が試されるのであります。
 短い時間の中で敵の位置、数、そして自分の側の状況を把握する。そして、日本人レジスタンスを纏め上げ、組織だった行動をとらせ、すばやく指示を与えていく。盤上のゲームをそのまま再現しているわけです。さきほどの貴族を最短記録で負かしたように、そのお手並みは鮮やか。相手を規律のない烏合の衆と見くびっていたブリタニア軍はこの斬り返しに不意をつかれた形になって総崩れであります。思い通りに事が運んでルルーシュは狂喜するわけですが、ゲームと実戦は違うわけで、新たに投入されたナイトメアフレーム「ランスロット」の驚異的な戦闘にせっかく並べられた「駒」をすべてひっくり返されてしまいました。
 そもそも人間自体が個々人の性質、身体性において千差万別であって、落ち込んだり怒ることもあれば、突然腹痛起してトイレに駆け込むとか、そういう不確定要素の塊みたいなものですから、即座にゲームの「駒」として扱えるわけではなく、ゲームの「駒」を動かす以上にあらゆることに配慮し分析し、想定できない状況にさえ対応できるだけの力がないといけないようであります。
 まだまだ、オレも甘いな、ということで、日本人レジスタンスはうっちゃっておいて、ルルーシュは一人逃れる。このデモンストレーションで自信をつけたルルーシュは「やれる」と確信する。そして、イレヴン総督クロヴィスの前に現れ、「戻ってまいりました。すべてを変えるために!」と今まさに行動を起したのでありました。皇位継承者とはいえ、どうやら宮廷から排除されたらしく、今はただの一般人であり、世界を変えたい思っても自分の境遇ではあまりにも非現実であると半ば諦観していたルルーシュが「きっかけ」を掴んだ今、選択すべきことはただひとつ、であります。
 ブリタニア帝国第17位皇位継承者の「反逆」。人を手駒のように扱うという傲慢さは正直嫌悪すら覚えますが、卑劣な手段といわれようとも目的のためならそれさえも肯定する「反逆者」というルルーシュの位置付けが興味深いですね。総じて、そういう態度は「情がない」とか「冷徹だ」とか批判の的になり、加えて「反逆すること」はそれ自体が忌避される。人が「善し」としている側面とは違うものであるからです。と同時に、それは簡単に非として打ち捨てられるものでもない。実は、このことが人間の或る営為を表しているんじゃないかと思うわけですが、それはまたおいおい書くことにいたします。


【ランスロット、発進します】
 さて、前回親衛隊に撃たれたスザクは懐中時計のお蔭で、体を動かせる程度の怪我で済んだのですが、いきなり新型嚮導兵器「ランスロット」に搭乗することになった次第。
 シュミレーションでも高い適性を見せたスザクは、日本人テロリストのナイトメアフレームを次々と沈黙させ、ルルーシュの行く手を阻む、ということで、ルルーシュ対スザクの構図が早くもここで披露されたわけであります。暴れるテロリストをすべて抑えようとしたり、戦闘中にもかかわらず、崩壊した建物から落下する母子を助けたり、正義感というよりもスザクの実直さみたいなものを感じる次第です。
 ここのスザクの描写が、ルルーシュの性向とは正反対のものを示していて、今後展開されるであろう、両者の「相克」を予感させます。
 今のところ、まだ互いに相手が誰であるかは知らないので、当分の間は、各々の行動によってルルーシュとスザクの相異を描いていくことになるでしょうが、彼らが相対峙した時にかなり熱い展開になるのではないかと期待している次第であります。


 異母兄クロヴィスを前にしたルルーシュは銃の引き金を引いて、ブリタニア帝国への宣戦布告とするのか?おいおい、この後はどうなるんだと、いいところで次回へ。次回は「偽りのクラスメート」
 

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2006年10月 8日 (日曜日)

コードギアスは2クール

 DVD発売の告知が公式ページでなされていましたが、1巻につき3話収録、全9巻発売で最終巻のみ1話収録、ということは「コードギアス」は全25話、ということになりますな。
 4クールもいいですが、2クールでストーリーを凝縮してもらう方がいいかもしれません。
 来年4月まで楽しませてもらいましょう。

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2006年10月 7日 (土曜日)

コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE 1 「魔神が生まれた日」

 超大国ブリタニア帝国により占領された「日本」。その名を名乗ることを禁じられ、今は「エリア11」と呼ばれている―。

 超大国ブリタニア帝国に占領された日本=エリア11。そこに生きる二人の少年、ルルーシュとスザク。
 「ギアス」の力を手に入れ、世界を壊そうとするルルーシュ。
 ナイトメアフレーム「ランスロット」を操り、世界に理想と真実を求めるスザク。
 二人の対照的な生き方は、やがて帝国を揺るがす大きなうねりとなっていく。
 21世紀の新たな伝説が今、始まろうとしている。


 ついに始まりました「コードギアス 反逆のルルーシュ」。
 管理人は本放送前に視聴できたという幸運を得て、一足先に視聴し、期待に違わぬ作品だということを確信した次第ですが、皆さんはいかがでしたか。
 当ブログでは最終回まで、「コードギアス」にエールを送っていく所存であります。
 あらすじの方は他のブログに詳しく書かれていると思いますのでそちらを参照していただき、以後の記事は放映を観ているという前提で読んでいただければと思います。


【変わらない世界への倦怠感】
 ブリタニア帝国の属領となった日本、ブリタニア人からは「イレヴン」と呼ばれる日本人、そして「ゲットー」(「下層階級」の住む密集居住区)に押し込められた日本人、ブリタニアの支配に対して抵抗する「テロリスト」の存在、という少々刺激的な「コードギアス 反逆のルルーシュ」ですが、主人公は、日本人ではなく支配者側のブリタニア人である少年ルルーシュ・ランペルージであります。被支配者の日本人が主人公ではない、という所が、今後のドラマを予感させる次第です。
 ルルーシュは、一見したところ育ちもよさそうな雰囲気を漂わせ、明晰な頭脳も持ち合わせた若者ではあるのですが、どうやら自分の国に対する相当な憎悪と敵意を抱いているようであります。「ブリタニア