地球へ…(終) section24:地球の緑の丘
原作や映画版とはまた違った「地球へ…」の最終回でしたね。
グランド・マザーがミュウ因子を排除しようとすれば出来たのに、そうしなかった(ミュウが生れてくることを黙認した)のは、SD体制を作ったかつての先人たちが目論んだ“実験”の一環だったわけですな。ミュウ因子が発見されたときに、進化の過程で生み出される必然であったか、あるいは突然変異であったのか、結論付けることができなかった先人達は、人類の未来の主導権を握るのが従来の人間であるか新たな人類“ミュウ”であるかを見極めようとして、SD体制をつくり、ミュウを排除するようにコンピュータにプログラムした。ミュウがその抑圧から来るストレスに耐えられないようなら自然消滅するはずだったのが、ミュウたちは生き残った。しかし、ミュウが人類と共に生きるためのプログラムはSD体制のコンピュータにはプログラムされていなかった。ミュウが戦いに勝利した今、もはや人類にはSD体制は必要ない、と結論づけるキース。最後までコンピュータに忠実であったはずのキースが最後の最後でグランド・マザーに抵抗。最終回、キースの決断がかなりぐっと来ましたよ。
そして、トチ狂ったコンピュータを破壊するために、人間達が立ち上がる。トォニィ達や国家騎士団の面々も地球を破壊しようとするメギドシステムを止めるために共闘。
コンピュータの頚木から解放された人間とミュウの反抗です。なんか話の展開が随分駆け足だったので、SD体制の真実が世間に公表されてからの人々の反応の速さが妙ちくりんなところもあったのですが、小波がビッグウェーブになる、ってな感じでちょっぴり感動した次第。
ジョミーやキースが地下で共に死ぬところは一緒だったのですが、瀕死のジョミーが次世代のソルジャーとしてトォニィを指名するところ、そう来たかーと思いましたね。原作では、ミュウとも違う人間とも違う、ということで疎まれていたトォニィ達は宇宙のどっかへ行ってしまう。テレビ版では、ブルーそしてジョミーを通じて、ミュウと人間が共に生きていく道がトォニィに引き継がれていく。未来への希望が紡がれていくわけですな。なかなかいいエンディングでした。
さて、感動のエンディングを迎えた「地球へ…」の次は、特番を挟んで「機動戦士ガンダムOO」です。今でも「なぜ“ガンダムUC”」をやらんのだ、と未練がましく心の中で叫んでいるんですけど。ま、それはともかく、再来週を楽しみに待っているぜ!
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (1)





